愚痴が増えたときは依存しているサイン

嫌なことが溜まるとつい誰かに愚痴ってしまう。

仲良くしていた人に悪口を言われて距離を置かれるようになって、どうしていいか分からない。

どうやったら愚痴を言わなくなるのか知りたいという方へ。

また、悪口を言ってくる人への対処法などがあれば、ついでに知りたい。 

と考えていませんか?


どうやったら愚痴を言わなくなるのか

相手に依存しない

相手に依存しないようにしましょう。

相手のことが気になって仕方ないときほど、相手に依存している可能性があります。


他人の噂話や悪口を言ってその人の人生に首を突っ込んだりするということは、

その人に興味があるということの裏返しでもあります。


「あなたのこと信じてたのに!」

「あの人っていつも上司にいい顔してるよね。」

「会社のこういうやり方が気に食わない!」

という愚痴は依存の証です。


本当に嫌なら別の選択肢を取ればいいはずです。

しかし選択肢を持てるように主体的に考えて行動してこなかったから、文句を言うしかなくなるのです。


「みんながそう言ってるから」というような、はっきりとしない評価や意見に依存しないことも大事です。

評価はひとつのルールにすぎません。

目の前にあるひとつの評価で、自分の気持ちを不快にする必要はありません。


このような発言をしたことがある覚えはありませんか?

「あなたのことを気にかけているから一生懸命指導してあげているんだよ。」

「あなたたちのために毎日夜遅くまで働いてるんだよ。」

一見優しさにも聞こえますが、これは依存のひとつです。

言われた相手は逃げ場をなくしてしまいます。


依存と信頼は違います。

相手を信じてこのような発言をするのはよいですが、

過剰に期待して自分の幸せを相手任せにするのは依存になるのでやめましょう。

自立心を高める

自立心を高めましょう。

自立心が乏しい人は事実かどうかも分からない噂話で自分を正当化しようとします。


自立とは「何でも一人でできること」ではなく、

「困ったときに適切な人に適切な方法で助けを求めること」です。


「一人で頑張らなきゃ!」という思いが強くなりすぎると、

人の力に頼らず自分の力で何とかしようという思いが強くなり、

他人よりも自分の力を信じるようになります。

そうすると自分しか信用できなくなって他人を信用できなくなります。


他人を信用することができないと自分の憶測で相手の心を読もうとするようになります。

これが他人の悪口を言うことにつながります。


自立心を高めるためには相手に期待しないことも大切です。

他人に期待していない人は自分を満たすことに忙しく、いい意味で他人に関心がありません。

また、自立している人は自分が幸せになれる道を選ぶことが上手です。

常識や世間体にとらわれて色んな理由をつけたりせず、自分の考えに忠実だからです。


自立していて忙しい人というのは相手からしても付き合いやすいです。

なので、他人の悪口を言う暇があったら自分のことに集中しましょう。

正義感・責任感を持ちすぎない

正義感や責任感を持ちすぎないようにしましょう。

正義感や責任感が強い人は、物事を判断するときに善悪を一番に考えています。


正義の怒りの本質は快楽で、気持ちよく自分に酔ってしまうことがあります。

自分の落ち度が疑えなくなったり、相手の状況を考慮することができなくなります。

相手の本当の気持ちを考えられなくなって「懲らしめてやろう」と思うようになり、

愚痴を平気で言うようになります。


「どういう行為が正しくて、どういう発言はダメなのか」という基準は人の数ほどあります。

それを公平に判断しようとするのは不可能です。

なので、正義感をむやみやたらに振りかざしたり要求するのはやめた方がいいです。

なぜなら相手が正しい場合が結構あるからです。


正義感が自分個人の基準で測られているのに対して、

責任感は「会社のため」というより大きな基準であることが多いです。


責任感が強い人は会社の業績や戦略に責任を感じているのでつい他人に厳しくなります。

そして、周りからのプレッシャーや結果を過度に受け取り妥協ができなくなります。


自分を追い込むようになって余裕がなくなるので相手にも自然と厳しくなり愚痴が増えます。

過度な正義感や責任感は健全な人間関係の構築の妨げになるので持たない方がいいです。

愚痴を言ってくる人への接し方

言い返さず、関わる時間を減らす

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愚痴を言ってくる相手には言い返さず、関わる時間を減らしましょう。

よりよい人生を送っている人は必要なときに必要な相手をきちんと選んでいます。


愚痴を言ってくる人に毎回イライラして恨むことで、本来はスキルアップに使うべき

時間やエネルギーを無駄に浪費してしまっています。


最も時間を費やして向き合うべき相手は

・人間関係でくよくよ悩む自分

・すぐにイライラしてしまう自分

です。


神経をすり減らさないためのポイントは自分にもっと関心を持つことです。

他人ばかり気にしていたら自分と向き合う時間がなくなってしまいます。


「自分は本当に何がしたいのか?」「そのために何が必要なのか?」

を考えることに専念した方がいいです。

それが分かれば愚痴を言ってくる人のことをわざわざ気にする暇などないということが分かってきます。


たとえ些細な言い合いがあったとしても気にしないのが一番です。

言い返したところで相手はあなたを恨むだけで問題は余計に大きくなってしまいます。


自分の時間価値を意識するように心がけましょう。

愚痴を言ってくる人のことを考える時間がどれだけ自分の時間を無駄にしているのか、

に気づくと自然と関わる時間を減らそうという考えを持てるようになります。

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グッと受け止める忍耐力を持つ

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嫌なことがあってもグッと受け止める忍耐力を持ちましょう。

忍耐力がないと、やらなくていい失敗を繰り返します。


悪口を言われてイラっとしてもアクションを起こす前に、

衝動を抑えて頭の中で考える癖をつけるようにすることが大事です。


何か言われてイライラしたら、

「何でそう思うんですか?」「それは違うと思います。」

とすぐに言い返すのではなくて相手の意見や質問を受け止めて考えてください。


そして、どんなに嫌でも3回は我慢するようにしましょう。

4回目で「もう無理、我慢できない!」と思ったら、

その原因になっていることから全力で逃げましょう。


例えば上司や同僚に相談したり、カウンセラーに話しを聞いてもらったり、

仕事を変えたりなどです。


忍耐力でできる限り努力しても、自分を傷つけてくる人からは最終的に距離を置いた方がいいです。


ここで述べている忍耐力とは

「ずっと耐えて我慢し続ける」忍耐力とは違うので間違えた解釈をしないようにしてください。


本当に嫌になったときに、自分が限界だということを伝えましょう。

我慢し続けたところで「あの人は何を言っても反発してこない人だから」

と都合よく思われて終わりです。


無理だと思うことを伝えて助けを求めることは恥ずかしいことではないので

気にしすぎなくて大丈夫です。

強がりや我慢ばかりし続けて限界がきて爆発してしまってからでは遅いですので、

自分で自分の限界を見極めて「まだ大丈夫だな」と思うところまでは

グッと受け止めるようにしましょう。

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自分を見失わない

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愚痴を言われても自分を見失わないようにしましょう。

相手の意見を気にしすぎる必要はないです。


「自分を見失わせるもの=無駄なプライド」です。

どんなに嫌な状況に陥っても決して自分を見失わないことが大事です。

無駄なプライドを持ったまま愚痴を言ってきた相手を見下して張り合ったりするのではなく、

本当に向き合うべきものは余計なプライドを持っている自分の方だということです。


また、自分を見失うと相手が自分より上に感じてその人と比べて卑屈になります。

自分を見失わなくなると自分に自信がつきます。


自信があると相手と自分の間に境界線が引けるようになり、

肩書きや年齢や性格などを意識しすぎない自然な会話ができるようになります。

これができるようになると相手から悪口を言われることも減るはずです。


相手からの愚痴を鵜呑みにして「すべての人に好かれよう」とするのはやめましょう。

何を言われても自分は大丈夫だという自信があれば、

愚痴を言われても傷つくことはなく気にすることもなくなります。

まとめ

最近愚痴が増えてきたなと思うときは自分と相手の境界線が

あいまいになっていないか確かめましょう。

誰かに愚痴を言われたときは重く考えすぎないことが大事です。

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