自己嫌悪になった時の脱出法

どうすれば自己嫌悪をやめられるのか知りたい。

自己嫌悪に陥っていてそんな自分が嫌になる。

仕事がうまくいかなくてイライラしたり落ち込んだりを繰り返している。

抜け出せないのが辛い…。

ついでに、何か、自己嫌悪を繰り返すのを防ぐ方法があったら知りたい。 と考えていませんか?

なぜ自己嫌悪に陥ってしまうのか

完璧主義者で無価値感を持っている

完璧主義の人は自己嫌悪に陥りやすいです。

「完璧を求めるあまり、仕事を期限内に終わらすことができない」

「育児に追われて、掃除や料理をきっちりできない自分が許せない」

などのように、責任感が強いので周りからのプレッシャーを過度に受け取ってしまいます。


自分に期待しすぎるのをやめましょう。

自分がいくら完璧を求めても完璧にはなりません。

「自分が頑張ったところで大したことはできない」

と知り、最初から完璧にこなすことは不可能だということを理解しましょう。

肩の力を抜いてこだわりをなくすと楽になります。

また、完璧主義が起こるときは自分の価値を自分で認められていない場合もあります。


ほぼ終わりかけの作業に、

「これがまだダメだ!」「これはもう少し修正しないと」

と足りないものに目を向けてわざわざ忙しくてしまうのは、無価値さからきています。

「与えられた仕事をきちんとこなさないと嫌われるのではないか?

必要ないと思われるのではないか?」という恐れが隠れています。

全て完璧に行おうとすると疲れてむしろ全てが中途半端になるので、

60%できればオッケーくらいにハードルを下げて作業を行うと良いでしょう。

誰かと比べて劣等感を抱いている

他人と比べてばかりいると、自信がなくなる上に劣等感が増します。

「友達が少ないことにコンプレックスを感じている」

という人は、他人に振り回されないライフスタイルを持っているということです。

薄っぺらい話しかできない友達が10人いるより、心を許してなんでも話せる友達が1人いる方が良いです。

友達が少ない=中身のない人間ではありません。


「SNSで他の人の華やかな生活を見て、自分は一体何やってるんだろうと考えてしまう」

インターネットが普及した今だからこその悩みですが、

SNSというのはその人の人生のハイライトだけを集めたものです。

他人の良いところだけを見てそれを自分の悪いところと比べるのは意味がありません。

また、劣等感を抱いているということを悪いことだと捉えないようにしましょう。

なぜなら、劣等感を持っているということは

相手よりも上に行きたいという向上心があるから生まれるものだからです。

このことを踏まえておくと、

「あ〜また他人と比べちゃった。自分ダメだな〜」

という悪いループにハマってしまうのを防ぐことができます。

他人に勝つことより自分に勝つことを考えましょう。

一番比べていい対象は過去の自分です。

1年前の今の自分と比べて自分はどれだけ成長しただろうか?

という視点で物事を考えるようにしてみましょう。

子ども時代に十分な自己肯定感が育まれなかった

子ども時代に親から無条件で愛情を受け取ることができなかった子どもは、

自己肯定感が育たないまま自己嫌悪を植え付けられて大きくなることがあります。

「誰のおかげでここまで育ててもらったと思ってるの?」

「お母さんはあなたのためを思ってこんなにしてあげてるのに…」

「お父さんはお前たちのために毎日辛い思いをして働いてるんだぞ!」

というような言葉を聞かされて子ども時代を過ごした人は、

自分は価値のない人間なんだという思いを抱えながら成長していることが多いです。


親から認めてもらったと感じることが少なく、

そのままの自分を受け入れてもらえない経験をしています。

そのせいで大人になった今でも

「いい人でいなきゃ認めてもらえない」「人の期待に応えなければいけない」

という思い込みで苦しんでいます。

子ども時代にどれだけありのままで生きられたかが、その人の自己肯定感の高さにつながっています。

自己嫌悪になってしまう原因に、自分の子ども時代が影響していることがあるということを知りましょう。

どうすれば自己嫌悪をやめられるのか

応援してくれる仲間に囲まれる

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どんなときも自分のことを応援してくれる仲間に囲まれましょう。

味方を増やせば敵が減ります。

・いいところや今までやってきたことを褒めてくれる

・新しくやろうとしていることを否定せずに応援してくれる

・何も口を挟まずにそばにいてくれる

こういう仲間を周りに置きましょう。

味方が増えれば敵は自然と減っていきます。

この味方の数が多ければ多いほど信用を勝ち取ることができ、自分の価値となります。

信用が多いと自分が何か失敗をしてダメになったときでも何度でも立ち直ることができます。


こういった仲間を作るためには、まずは自分から人を応援できるようになりましょう。

・同僚が仕事で成功したら妬まずに心から喜ぶ

・友達が苦しんでいるときはそばにいて寄り添ってあげる

・子どもが何か新しいことを始めようとしているときは

 「こうした方がいい!」と口を挟むのではなく、認めて応援してあげる

他人を応援すると、自分が動くときも応援される人になれます。

他人の成功を喜べる人は、自分が成功したときも喜んでもらえるようになります。

なので、自分を応援してくれる仲間を増やしましょう。

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自己否定する人と付き合うのをやめる

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「どうせ私なんて」と自己否定する人が周りにいると、自分も自己否定をするようになります。

自分を嫌いになる原因は周りにもあります。

気づかないうちにプチ洗脳されて「自分はダメなんだ」と追い込まれています。

何でもかんでも自分のせいにする癖は、自分を疲れさせ人生を生きづらくします。

「なんでこんな性格してるんだろう…」

「私、何か悪いことしちゃったのかも」

と思い悩んでしまうとき。

自己否定するのではなく、タイミングが悪かったんだなと考えるようにしましょう。


また、自己否定してしまうときは、理想の自分と現実の自分とのギャップを受け入れられず、

自分を正当に評価ができなくなっているときです。

その”理想の姿”が、自分が思う理想の姿ではなく、

周囲(親や友達など)に植え付けられた価値観から生まれた姿である場合は

より自分に厳しくなって自己否定につながることがあります。


自己肯定感の低さはどれだけ友達が多いとか、収入が高いとか、いい会社で働いてるとか、

などは全く関係なく自分自身の内側の問題です。

それゆえに外側からは、どんな状態なのかということを判断することが難しいため

周りからのサポートを得られないままどんどん自己否定がエスカレートしていってしまいます。

本当にしんどいと思った時はすぐに周りに助けを求めましょう。

そして自己否定している人とは離れることが重要です。

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自分に自信を持つ

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自分に自信を持ちましょう。

自己嫌悪を繰り返してしまう人の中には、

「私はこんなにダメだから、できないのは仕方ないよね。」

と理由を作って自分を安心させようとする人がいます。

そして、自分が変わっていくことに対して

「変われなかったらどうしよう」「損したくないな」という意識が生まれます。

その結果、行動を起こさなくなるので、失敗することがない代わりに成功することもなく、

どんどん自信がなくなっていって自己嫌悪になります。

自己嫌悪は、実は自分が無意識にそうなることを選んでなってることがあります。


では、どうやって自信をつければよいのでしょうか。

今、自分が何をしたいのか、何をするべきなのかを考えてみましょう。

これは、今の自分のダメなところや状態をきちんと把握していないとできないことです。

自分が描いている自分像と、他人から見た自分像にどれくらいのギャップがあるのか?

もしこのギャップが大きすぎる場合はまだ自己分析がよくできておらず、

自分というものが確立できていない可能性があります。


自分の強みを理解し、自分の価値観を見いだすことができると、

自分と相手との間に健全な境界線を引けるようになります。

そうすると自分を否定したり攻撃してくるような相手と、

適切な距離感を保ちながら関わっていくことができるようになります。

まとめ

「誰も自分を理解してくれない」と考えると、悲観的になって自分を嫌いになってしまいます。

ポジティブになってまずは自分を好きになりましょう。

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