自己嫌悪から抜け出すには【積み重ねが大事】

ママ友との集まりの後「話しすぎちゃったかな?変な人だと思われなかったかな?」と気にして自己嫌悪になって落ち込んでしまう。

簡単なことで失敗するとすぐ自分はダメだと思い込んでずっと考えて、他のことをしようとしても失敗したことで頭いっぱいになって空回りしてしまう。

とお悩みの方向けの記事です。

どうやったら自己嫌悪から抜け出せるのか?

自己否定する人から離れる

自己否定する人からなるべく離れましょう。

なぜなら、気づかないうちに周りの発言にプチ洗脳されて自分を嫌うようになるからです。


「どうせうまくいかないよ。」などが口癖になっている人と付き合うのはやめましょう。

ネガティブな感情は伝染しやすいので、あなたまで自己否定するようになります。


✔︎ネガティブの悪循環

気づいたら自分まで「どうせ私なんて…」「私にはできるわけない。」が口癖になる



できない自分を追い込む



実際に「努力をしない」という形で行動に移さなくなっていくので、本当に何もかもうまくいかなくなる ↓

「ほら、誰も私を理解してくれないじゃない。」と考えてどんどん悲観的になっていく


しかし、それはあなたの頭の中で思っていることがネガティブだから行動がネガティブになるのであって、それをポジティブなものに変えていくことをするのが大事です。

明るくてポジティブな発言をする人の近くにいるようにするといいでしょう。


✔︎例えば

「〇〇さんはいつも服とかネイルに気を使っててオシャレですね〜!」

「〇〇さんはテキパキしてて仕事が早くて憧れます!」

こういうことを言ってくれる人を自分の周りに置くようにすると、自然と「これからもオシャレに気を使うようにしよう!」とか「今後も仕事、頑張ってやろう!」という意欲が増します。

そして実際に行動に起こして努力するようになるのでもっと結果がついてくるようになります。

自分を責めて落ち込むことが少なくなります。

相手の気持ちを憶測しない

相手の気持ちを一方的に憶測しないようにしましょう。

なぜなら、不安になることに時間とエネルギーを使っていると、いつまで経っても成長のチャンスを逃してしまうからです。


✔︎例えば

「友人とのランチの後に『私ばかり話しすぎちゃったかな?変な人だと思われなかったかな?』と心配してしまう…」

「上司からせっかく褒めてもらっても、『きっとこの言葉には裏があって私の機嫌を取るために言ってるに違いない!』と、素直に喜ぶことができない…」

などです。


相手が本当にどう考えているかは本人に聞かない限り分かりません


「この間の〇〇さんの発言って、実はこういうことだったのかな?!イライラしてきた〜!」と考え始めると頭の中はそれだけでいっぱいになります。

しまいには「あの人は自分をムカつかせる存在に違いない」という「答え」を無理やり探そうとし始めます。


✔︎しかし当の本人は…

・たまたま機嫌が悪かっただけ

・思っていることを素直に口にしただけ

・表現の仕方の違いで誤解が生まれてしまっただけ

などの理由で悪気があったわけではなく、あなたを傷つけていることに気づいていない可能性もあるのです。


相手がどう思っているかはいくら考えても正解を見つけることはできないので、それがもしネガティブなものであるならば考えない方がいいのです。

また、相手に嫉妬したり不安になる余裕があるくらいなら、どうやったらその羨ましい立場になれるかを考えましょう。


嫉妬や不安の感情は、「なんでも完璧にこなす(ように見える)相手」「これといって何一つずば抜けてできることがない(と思い込んでいる)自分」を比べるために使うものではありません。

相手の長所と自分の短所を比べるのはやめましょう。

自分の性格のせいにしない

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自分の性格のせいにしないようにしましょう。

なぜなら、コミュニケーションがうまくいかない原因は100%あなただけにあるものではないからです。


✔︎例えば

「最後に〇〇さんに話しかけたとき、すごくそっけない態度を取られた。私、何か変なことしたかな?」

「最近〇〇さんに避けられてる気がする。私の話し方がまずかったのかな?」

などです。


このように、「私がいけなかった」「私があぁいう風に言わなければよかった」「私が直せばいいんだ」と自分の行いばかり責めてしまう真面目な人がいます。

これらは考え方の歪みです。


コミュニケーションでうまくいかないのはあなただけが悪いのではなく相手にも原因がある可能性があるということを知りましょう。

好き嫌いに関係なく相性の合う・合わないは誰にでもあります。


「上司がこう言ったから」「〇〇さんにこうした方がいいって促されたから」といって、その度に自分の性格を変えていては相手の考えに振り回されることになります。

自分の性格をわざわざ変える必要はありません。


ただ、「なんかいつも自分を不快な思いにさせてくるあの人」と話すときの自分の考え方を少し変えた方が、自己嫌悪から抜け出しやすくなるということです。

具体的なやり方については2.1〜2.3を参考にしてください。

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自己嫌悪に陥った時にセットでやるべきこと

自己肯定感を高める

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自己肯定感を高めましょう。

なぜなら、相手からの賞賛や労りの言葉を「いつ言ってくれるかな?」と待っていても自己嫌悪からは抜け出せないからです。


こういうことを書くと、

「自己嫌悪になっているときに自己肯定感を高めた方がいいことなんて分かってます。
それができないから困っているのです。」
と言う人がいます。


確かに、自己肯定感を高めよう!と言ってもすぐに明日からできるようにはなりません。

なぜなら、「私はダメなんだ」というネガティブな考え方が癖になって染みついてしまっているからです。

自己肯定感の高めるには積み上げていくことが大事です。

ダイエットと同じです。

毎日ビールを飲んでいる人が明日からいきなり断酒しても、またすぐに飲みたくなって我慢できなくなり、「1杯くらいいいか!」と言って飲んでしまう。


これは普段毎日ビールを飲む習慣があった人が突然「一滴も飲まない!」という高すぎる目標を立てたために挫折して続かなくなる、ということです。

自己嫌悪に陥りやすい人は何かうまくいかないことや思い通りにいかないことが起こると、瞬時に「やっぱり私って何もできない…」「どうせ私には無理。」というレッテルを自分に貼る癖がついています。


✔︎例えば

「仕事で簡単なことで失敗するとすぐ自分はダメだと思い込んでずっと考えてしまう。 そのことで頭がいっぱいになって混乱して、その日1日中空回りしてしまう。」

ということで悩んでいる場合。

まず、自分はダメだと思い込まないようにしましょう。


そして、「また失敗しちゃった…どうすればこのミスを防げるかな?

昨日あまり寝れなかったから疲れが溜まってたのかな。

明日の仕事に支障が出ないように、今夜は早く寝るようにしよう。」

と、今自分にできることは何か?を考えるようにしましょう。

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褒めと自意識過剰を明確にする

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自分を褒めることと自意識過剰になることの区別を明確にしましょう。

なぜなら、自己肯定感を高めるために自分で自分を褒めても自意識過剰になることは実際には少ないからです。


自己肯定感を高めるためには、自分のダメなところばかりを見るのではなく、自分の足りないところを見つけて反省することが重要です。

自己嫌悪に陥りやすい人は真面目で自分に厳しく、自分を極端にマイナス評価しています。


「今日1日自分がしたこと・言ったことで、褒めるとしたら何かな?」を考えてみましょう。


✔︎例えば

「今日は予定が思うように進まなくてイライラしてたけど、前みたいに子どもに八つ当たりして叱ったりしなかったなぁ。偉いな〜自分。」

「友達にどう思われるか気にしすぎないようにして話したらなんだか前より仲良くなれた気がする。頑張ったな〜自分。」

などです。


こういうことを書くと、

「そんなに自分のことばかり褒めていたら『自分大好き』『自分が1番』『自分は間違っていない』みたいな考え方にならないか不安です。」と言う人がいます。


確かに『自分大好き』『自分が1番』『自分は間違っていない』という考え方になってしまう人もいます。

しかしそういう場合は大抵、物事を客観的に見て冷静に判断する力を失っています。


本来ならば自分の非で起こったであろう問題であってもそれを認めずに「いや、私は間違ってなかった。だって私は頑張ったもの。あれは〇〇さんのせい。」と相手に非をなすりつけてしまいます。


✔︎大事なポイント

・自分が悪くない場面で自分を必要以上に責めて自己否定にまで陥ってしまうときに、自分を褒めるということ

・褒めたら「よし、次は同じような間違いを起こさないようにもっと頑張ろう。」と自分で自分を励ますこと

・もっと行動に移そう!という意欲を自分で増やすこと

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自分にとって大事なものを確立する

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自分にとって大事なものを確立しましょう。

なぜなら、相手の発言が気になって私にはこれも足りない。あれも足りない。」と悩むことが減るからです。


「友人とのランチの後に『私ばかり話しすぎちゃったかな?変な人だと思われなかったかな?』と心配してしまう…」という場合。


・あなたは友達からどういう人だと思われたいのか?

・あなたはその友達といるとき、どういう人でありたいのか?

ということをもっとはっきりと考えてみましょう。


もしそれが

「大人数でみんなで集まっているときは私が仕切り役になって引っ張っていきたい」

というものであるならば、友達がどう思うかは気にしないでその役割を果たしましょう。


もしそれが

「みんながあっちこっちで違う話を始めて収集がつかなくなったときのサポートに回っていたい」

というものであるならば、自分が話すよりも相手に話させるような状況を作れるような役割を果たせるようになった方がいいです。


あなたが自分の役割・自分の考えを明確にしないと、いつまで経っても自分自身、そして相手に対しても不満足な印象しか持てなくなります。

さいごに

自己嫌悪に陥っているときはつい「自分はダメだ…」と自己否定したくなります。

人の脳は自分の言ったことを1番信用します。

発する言葉はポジティブなものにしましょう。


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