やる気がない時の過ごし方【うつっぽくなっている人へ】


こんにちは、メンタル心理カウンセラーのみほです。

いつもお読みいただきありがとうございます♪


「最近やる気が出なくて、何もしたくない気分に襲われています。

どうしたらいいですか?」

「育休中なのですが子育てのやる気がない状態です。

疲れやすいし、ずっと眠いです。

何か良い過ごし方はありますか?」

とお悩みではありませんか?


本記事では

  • どうやったらやる気がない日々を改善できるのか

  • やる気がない時にセットでやるべきこと

という内容で解説していきます。


本記事を読むことで

  • 頑張れない時にどうしたらいいのか

  • 自分で”やる気スイッチ”入れる方法

が明確に分かります。

どうやったらやる気がない日々を改善できるのか

相手の心を読みすぎないようにする

相手の心を読みすぎないようにしましょう。

なぜなら、本人に確認しない限り相手が何を思っているかは誰にも分からないからです。


例えば、

「今日、上司は機嫌が悪そうだな」

「なんだか夫(彼氏)が最近そっけない。

きっと何か隠してるのかも…」

などです。


勝手に憶測して傷ついてしまっては自分が疲れてしまいます。

やがて、

「なんで自分だけ…いつも上司のご機嫌取りしてるんだろう」

「なんで自分だけ…夫(彼氏)の心配ばっかりしてるんだろう」

という悩みに変わっていきます。


相手の心を読みすぎてしまうのは、物事の受け止め方や考え方の癖(思い込み)があるからです。


事実として起こっているのは

「朝、上司に挨拶したらそっけない返事をされた」

だけかもしれません。


その理由は

「午後の会議のことを考えていて頭がいっぱいだった」

「昨夜、家でトラブルがあってそのことを考えていた」

などいろいろ考えられますが、これも上司が直接あなたに伝えてこない限り分かりません。


ちなみに、このような考え方の癖(思い込み)を改善する方法は、下記の記事にて解説済みです。

良かったら一緒に読んでみてください。



そこを気にしすぎてあなたが

「上司の機嫌が悪い!機嫌を取らなくちゃ!」

と考えると、

上司は

「こいつには気を遣わずに、不機嫌な態度を思いっきり出しても大丈夫なんだな」

と思ってどんどん態度がエスカレートしていく可能性があります。


相手の心は読みすぎず、事実だけを受け止めましょう。

そして何も気づいていなかったかのように、いつも通りの対応を心がけましょう。


上司との付き合い方で悩んでいる方は、下記の記事も参考にしてみてください。



誰かと悩みを共有する

どうしても辛い、だるいという時は誰かと悩みを共有するのも良いでしょう。

人は誰かと何かを共有したときに喜びを得られるようにできているからです。


例えば、

  • インターネットの掲示板

  • 交流会や自助グループ

  • 自分と似た悩みを経験した人が主宰する講演会やセミナー

  • カウンセラーなどの専門家

などを利用するのも良いでしょう。


自分のことを考える時は

「きっと同じことで悩んでる人もいるんじゃないかな?」

という視点から考えることが大切です。


誰かに悩みを打ち明けることで、自分の問題に気付けることもあります。

新たな解決策が見つかって気力が出ることもあります。


特に家でずっと1人で悩んでいると

孤立してさみしくなる

  ⬇︎

喜びが減る

  ⬇︎

話す相手がいないから自分と話す

  ⬇︎

「最近の私(俺)ミスが多いし、疲れやすい…

うまくいかないなあ

でもやる気があってうまくいく時もあるじゃん…

でもそれも不定期だしなあ」

  ⬇︎

誰とも共有できず悪循環になる

というネガティブスパイラルに陥ってしまうことが多いです。


もちろん

「無気力だしめんどくさいから、誰にも悩みを打ち明けたくない」

と思うのであればそれはそれでOKです。


しかしゆくゆくは、どこか自分が安心して所属できる場所(コミュニティなど)を見つけないと、そのまま孤立していって症状が悪化します。


例えば、パニック障害やうつ病になったり、などです。


パニック障害の付き合い方について、過去に解説をしています。

ご興味のある方は一緒に読んでみてください。


やる気のある人に近づく

「最近あまりやる気がないが、『起きれない』『全く集中力がない』というほどではない」

という方は、あえてやる気のある人に近づいてみるのもオススメです。


やる気やモチベーションは伝染するからです。


例えば、やる気のある人とはこのような人たちのことです。

  • 明確な目標を持っていて分かりやすい

  • 外に関心が向いていて、行動力がある

  • 他人を見下したり馬鹿にしたりしない


やる気のある人は向上心が高く、好奇心も旺盛なことが多いです。

なので過去に色々な新しいことにチャレンジしては失敗→成功をし、自分に自信を持っている人が多いのです。


自分に自信のある人は決して他人を軽蔑したりしません。

また、やる気のある人はわざわざ自分からやる気のない人に近づいていきません。


なので

  • 自信のある人の周りには自信のある人

  • やる気のある人の周りにはやる気のある人

が集まる傾向があります。


もし現在

「今はやる気がないけど、やる気を出さないといけない状況にいる」

という場合、やる気のある人に積極的に近づいて、言動や行動を真似てみましょう。


徐々にやる気が出てくるようになります。

やる気がない時にセットでやるべきこと

どうしたらやる気が出るか考えるのをやめる

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「どうしたらやる気が出るんだろう…」

と考えすぎるのを一旦やめてみましょう。


今すぐに解決した方がうまくいくことと、いくら考えても答えの出ないことがあることを見極めることも大切だからです。


やる気が出ない時は

  • 将来やろうとしていることと今頑張っていることがつながっていない

  • 今やっていることのハードルが高すぎる

  • 自分で変えられないもの(他人や過去の出来事)を変えようとしている

という要因が考えられます。


やる気が出ない時に無理やり頑張ろうとしてもうまくいきません。

そして

「”やる気スイッチ”はいつも自分が握っている」

という自覚を持ちましょう。


もちろん、先ほど書いたようにやる気のある人に近づいてエネルギーをもらうことも一つの方法です。


しかし毎回毎回、他人の反応や言動によってやる気を得ようと考えていては、思い通りの成果を上げるのは難しくなります。


与えられるパワーやエネルギーを期待するのは当然のことです。

しかし、それらは「当たったらラッキー」くらいに捉えておく方が賢いです。


誰でも他人に期待したり、他人に振り回される部分はあります。


でもこれを「当たり前」で終わらせるのではなく、

「だからこそ、自分自身で自分のやる気をアップさせる力を磨こう」

という発想と行動がカギとなります。

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ポイント制で自己評価を上げる

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ポイント制を導入して、自分で自分の自己評価を上げましょう。

他人がしてくれることを待っていては、いつどんな恩恵が受けられるか分からないからです。


例えば、

「今日はダイエットのためにケーキを我慢できたな〜

よくあの誘惑に負けずに頑張ったなあ。

今日の自分は70点!」

「苦手な同僚に自分から話しかけて少し仲良くなれた!

前の自分だったらこんなことできなかったはず。

今日の自分は90点!」

などです。


あえてポイントをつけることによって、不思議とポイントを稼ぎたくなってきます。

そして次第に実際の行動も良い方に向かう回数が多くなっていくのです。


「ポイントをつけるなんて、忘れてしまいそうです」

と思う方は、1日1回自分の行いで良かったことを思い出すということをやってみましょう。


やる気がない時はネガティブになっていて、マイナス面にばかり目が向いていることが多いです。


「どうせ努力したって無駄なんだよ」

「私(俺)の人生なんてうまくいかないことばかり…」

などとネガティブスパイラルへまっしぐらです。


自分のいいところを、しっかりと自分で認めることができるようになることが重要です。


これは

「自分のダメなところを見るな」。

という話ではなく、

「自分のできてるところ、良いところにもっと目を向ける意識をしましょう」

ということです。


特に真面目で努力家の方は、自分に厳しくマイナスに評価しすぎていることがあります。


「もし『あなたのいいところはどこですか?』って聞かれたら、今日の自分だったらなんて答えるかな?」

「今日1日で自分を褒めるとしたら、珍しくゴミの分別をちゃんとしたことだな〜」

などと、些細なことで構わないので1日1回自分で自分を褒めてみるのです。


バカバカしく聞こえるかもしれませんが、何も公の場で大声で自分を褒めろと言っているわけではありません。


頭の中で独り言のように自分に語りかければOKです。


誰にも聞こえないのでいくら褒めようと、どれだけオーバーに自画自賛しようとあなたの自由です。

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100点満点を狙っていないか確かめる

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こういうことを書くと

「そんなに自分を褒めるのは甘えです。

いつか自信過剰になりそうな気がします」

という方がいます。


しかし、実際には天狗になる人よりも前向きになる人の方が多いのです。


人は自分に貼られたラベルに従って行動する確率が高くなる

という法則があります。


つまり、

他人からも自分自身からも

「お前は本当にダメなやつだ」

と言われ続ける(=ラベルを貼られる)と、

「どうせ私(俺)はダメなやつですよ!」

と努力をしなくなって、本当に失敗が増えていくのです。


一方で、

「あなたの仕事はいつも完成度が高くて良いね!」

などと言われ続ける(=ラベルを貼られる)と、

「私(俺)はできる人間なんだから、これからも頑張っていこう!」

と意欲が増して努力するようになるので、さらに結果がついてくるようになるのです。


どうしても自分の行いで良い部分が見つからないという場合は、100点満点を狙っていないか確かめてみましょう。


「ゴミの分別なんて、大したことじゃないしな…」

「企画書を締め切り前に終わらせたって、そんなの当たり前だし…」

などと、せっかくの良い部分を自己否定している可能性があります。


「私(俺)は自分のここがいいところだと思う!」

と言い切ってメンタリティを上げた方が精神的に安定し、やる気も回復します。

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さいごに

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相手の気持ちを必死にくみ取ろうとしたり、

「やる気がなくても頑張らなくちゃいけない!」

と自分を縛り付けるルールを勝手に作ったりしても、やる気は出てきません。


  • 物事の受け止め方と思い込みを変えていく

  • 自分で”やる気スイッチ”を操作できるようになる

ことが、やる気を回復させその後のスランプも防ぐことができる効果的な方法です。

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