自分を責めたくなったら〇〇しよう

どうやったら自分を責める癖がなくなるのか知りたい方へ。

苦しいのにさらに自分を責めて追い込んでしまう。

小さな失敗でも激しく自分を責める癖があって、嫌になる。

具体的にどういうことをして治したり克服したらいいか知りたい。 

と考えていませんか?

どうすれば自分を責める癖がなくなるのか

自分を責めることを耐え忍ぶ

一番大事な忍耐とは、自分を責めることを耐え忍ぶことです。

どんなに辛い状況にいても自分で自分を責めることはやめましょう。

自分を責めることは一番自分を粗末に扱うことです。


「あなたはダメだね」と自分に言われてみたら、きっと耐えられないでしょう。

常にそう言われていたら立ち直る気力も湧かなくなります。

自分の居場所は自分で塞ぐのです。

しんどくなったら、「大丈夫だよ」と自分をいたわってください。


ストレスの大半は自分を責めることから生まれます。

「母親なんだから〇〇するべき」

「男なんだから〇〇するべき」

「年上なんだから〇〇するべき」

「仕事なんだから〇〇であるべき」

”〜〜すべき”という基準は人によって違います。

他人の”〜〜すべき”を正しいと思って優先しようとすると、自分を責めることにつながります。

あなた自身の基準があるはずなのでそれに従うようにしましょう。


自分を責めてしまっているときは、改善したり成長したりすることの意識がいかなくなっています。

気づいたタイミングで「どうやったら改善できるかな?」と考えるようにしてみてください。


また、自覚したときにすぐに自分を責めることをやめることももちろんですが、

さらに自分のやったことでいいところを見つけて褒めてみるのもよいでしょう。

これで心がとても楽になって余裕を持てるので、思考や行動によい影響が出ます。

自分の限界を知る

自分の限界を知りましょう。

自分をいたわる際に大事なことは、「自分はどこまで頑張れるか」

その限界を知って超えないようにすることです。

心身がともに悲鳴をあげているとき、小さなミスが立て続けに起きたとき。

遠慮せずに心身を休めることに専念することが大事です。


最近我慢してるなと思ったらそれを伝えるようにしましょう。

言わないと相手は気づかないので今後もずっと我慢し続けることになります。

我慢の限界が来たときに相手に怒りや悲しにをぶつけてもお互いに嫌な思いをするだけです。


自分の限界を超えるところまで頑張ったところで

「あの人は何でもやる人だから」

と相手に思われ、都合よく扱われてしまう可能性があります。

「辛いなぁ。もう無理かもしれない…」と助けを求めることは恥ずかしいことではありません。

自分の限界を知って、限界が来る前に対処することが重要です。


また、「ライバルがいる方が頑張れる」と言って、

いつの間にか仕事の目標が、相手を打ち負かす目標に変わってしまう人がいます。

頑張る理由の一つとしてライバルを持つことはよいことです。

しかし誰にも邪魔されない目標を作ってそれに向かって自分自身をライバルにして頑張った方が、

自分の限界を超える前に気づいてセーブできてよいです。

気持ちではなく行動を改める

気持ちを改めるのではなく、行動を改めましょう。

自分を責めてしまう人の中で、

自分の中でずっと葛藤して気持ちを改めることが努力だと思っている人がいます。

行動は変わってないことが多いです。

そして「こんな頑張ってるのに…」と努力が実らないことに疲れて、また自分を責めます。

気持ちは変わりやすいので行動を変えることに努力を向けましょう。


行動の数は決断の数です。

行動の数が増えて決断の数が増えると、1つ1つの決断のスピードが上がっていきます。

そうすると悩み時間より行動を改めた方が得られることが多いと気づくことができます。

その際、相手に好かれようとして行動を改めることのないように注意してください。

「誰からどう思われたいか」

が動機になっている場合、長続きしません。

あくまで自分の意思で行動してください。


急に行動を改めると、茶化して足を引っ張ろうとする人がいるかもしれません。

そういう人は、

本当は努力しなくちゃいけないことを分かっていてもできていなくて、

身近に実現できている人がいて自分の不安を煽られている、

その気持ちを排除しようとして足を引っ張ろうとしています。


だからといって完璧を目指す必要はありません。

完璧を求めて行動するのが億劫になるのなら、

はじめから60%くらいできればいいや。 という気持ちでやってみましょう。

自分を責めているときにセットでやるべきこと

自分を追い込まない

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自分の失敗を責めて、自分を追い込まないようにしましょう。

会話が上手くいかなかったとき、

「私のやり方がよくなかったのかな…どうすればよかったんだろう?」

とヘコんでしまう人がいます。


しかし、コミュニケーションが上手くいかない原因は

100%自分だけにあるということはありません。

単に相手との相性が合わなかっただけのことです。

自分のコミュニケーション能力を責めて悩む必要はありません。

「こういう話してみたけどあの人とは盛り上がらなかったな。

じゃあ今度はこうしてみよう。」

と、失敗を次の成功へのステップと捉えましょう。

深刻に重く考えてしまうと、自分を追い込むことにつながってしまいます。


最初から100%で頑張ると、周りにそれを当たり前と思われて次は120%を求められます。

自分を責める癖のある人はここで周りの期待に応えようとして120%頑張ろうとします。

気づいたらそれがまた当たり前になって、いずれパンクしてしまうのです。

仕事と自分を同一化せずに切り離してみましょう。

責任感が強く真面目で自分を追い込みがちな人ほど必要な視点です。

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他人と比べない

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他人と比べるのではなく、あくまで参考にしましょう。

他人と比較するから劣等感が生まれて自分を責めるようになります。

成長するきっかけにするのなら大丈夫ですが、

相手と自分の能力を比べて自分の目指す道に集中できなくなっていることがあります。


他人と比べるより、自分の過去と今を比べましょう。

自分の短所と長所を比べるより、他人の長所と自分の長所を比べましょう。

一番やってはいけないことは自分の短所と他人の長所を比べることです。

「あの人は外向的で誰とでもすぐに打ち解けられて羨ましい…私もあぁなれたらいいのに…」

ではなく、

「私は本当に必要な人だけと関わって自分の軸を大切にできるような人になりたい!」

と、自分がどうありたいか、どうなりたいか、を中心に考えてみてください。


相手の行動をいちいち自分の常識、感覚、経験と比較して良いか悪いかを判断しようとしたり、

自分はこれだけ頑張ってるという主張をして相手より上になろうとアピールしたりすると、

人間関係が勝負になってしまいます。

他人と比較せずに自分のペースで自分の軸に沿って、淡々と続けられる能力を鍛えましょう。

こうすることでわざわざ他人と比較しなくてもブレない自信を持つことができます。

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今まで成し遂げてきたことを紙に書き出す

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自分が今まで成し遂げてきたことを紙に書き出しましょう。

自分を責めている時は、自分の悪い部分にばかり目が向いています。

そして思考がネガティブになっていることが多いです。


自分が今まで成功したこと、楽しかったこと、などを紙に書き出します。

1日で一気に書けるだけ書き出そうとして1〜2時間も考え込まないようにしてください。

1日に1個、時間は5分で大丈夫です。

それをなるべく毎日行ってください。

なぜなら、過去の成功談や楽しかった体験を思い出す習慣を身につけることが重要だからです。

それが身につくと無意識のうちに物事の良い部分を見る癖がつくようになります。


自分がどのくらいすごいことを達成して、他人よりも楽しかったことを体験してきたかを

思い出すことではありません。

ポイントは、自分が達成したことや楽しいと感じたことを毎日思い出すことです。

「先月ダイエットを始めて1kg落ちた!」

「前は読めなかった英語の本が読めるようになった」

「仕事終わりにお気に入りのカフェでゆっくりできた」

「電車で人に席を譲った」

など、どんなことでも構いません。


誰にも見せる必要はないので、恥ずかしがらずに自分を褒めながら書き出してみましょう。

そしてその紙をなるべく毎日ながめましょう。

まとめ

自分を責めてしまう時は自分のことだけで頭がいっぱいになって周りが見えなくなっています。

いきなり問題解決に取りかかろうとする前に、ストレスが溜まりすぎていないか、

自分の健康状態にも気を配ってみましょう。

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