心理士が伝授。仕事を辞めたいけど辞められない人への処方箋
「仕事が合わない」「自分のやりたいことが見つからない」など、様々な理由で仕事を辞めたいと考えている人がいます。
特に最近ではコロナの影響でダメージを受けた企業が早期退職募集を始めていて、転職市場に出てくる40代が増えることが予想されています。
仕事を辞めたいけど辞められない状態で働き続けると、心に負荷がかかります。
ストレスを抱えたまま仕事をするとうつ病などのメンタル不調を引き起こすこともあります。
そこで今回は、仕事を辞めたいけど辞められない40代以上の人に向けて、どうすれば辞めることができるのか?
心理士からの処方箋となるような記事をお送りします。
もくじ
興味が湧かない仕事は続かない
妥協せずにやりたい仕事や興味の湧く仕事を徹底的に探すことが大事です。
なぜなら、辞めたいけど辞められないと思いながら仕事を続けると、少なからずストレスを抱えながら働くことになるからです。
それだけでなく「周りは一生懸命やってるのに自分だけ悠長にこんなことしてていいのかな」という焦りも生まれ、悩みが堂々巡りになってしまいます。
その根底にあるのは、
「好きなことで生きていけると思わない方がいい」
「仕事はキツいものだから我慢しなさい。楽しい仕事なんてない」
という固定観念のせいかもしれません。
このネガティブ思考を断ち切るためには、
- 仕事探しの時点で妥協をしない
- 興味が湧く仕事を徹底的に探す
この2点が必要になってきます。
会社を辞めたくなったら、すぐ計画を立てる
会社を辞めたいと思ったらその時点で次を探しましょう。
いつも考えてばかりでモヤモヤした状態が続くと、どんどん視野が狭まっていくからです。
心理学的に見ても、不安や焦りはジッとしていると大きくなると言われています。
- なぜ今の会社を辞めたいのか?
- 自分はどんな仕事をやりたいのか?
- どんな条件なら楽しく続けられるのか?
このような自己分析を簡単にやることをお勧めします。
それから、
- 興味のある仕事で未経験でも入れそうな会社はどこか?
- 転職をするための貯金は十分にあるか?
- 最低でも何月までに今の会社を辞めるか?
など具体的に計画を立てて動きましょう。
会社を辞めたあとにやるべきこと
いざ「会社を辞める」と思っても、その後の選択肢はどのようなものがあるのか分からないと不安ですよね。
仕事を辞めたあとにやるべきことは大きく分けて3つあります。
①相談できる人を見つける
何かあった時に気軽に相談できる人を見つけておきましょう。
人は誰かに気持ちを吐き出すことで心や頭の中を整理することができます。
②小さな成功体験を増やす
いきなり大きな目標を掲げると挫折しやすいので、まずは達成可能な小さな成功体験を増やしましょう。
そうすることで自分の隠れた才能に気づくことができて自信がつき、仕事へのやる気もアップします。
③転職エージェントを使って転職をする
転職エージェントは職務経歴書の作成や面接対策を教えてくれて、あなたにマッチする求人を無料で紹介してくれる仲介サービスです。
独自求人も多く抱えており、企業側からお金をもらっているので利用者の負担は0円です。
転職エージェントは在職中でも登録できるので、うまく利用して転職活動を効率的にこなしましょう。
40代向けの転職エージェントは、以下の記事で紹介されていますので、参考にしてみてください。
40代におすすめの転職エージェント6選|193人の口コミ評価でランキング
まとめ:自分で未来を切り開く
今転職する気がなくても、転職サイトに登録しておくことをおすすめします。
なぜならストレスや疲労が限界に達すると、転職サイトに登録する気力すらなくなってしまうからです。
気になる求人情報をストックしておくだけでも「転職」という選択肢ができて、疲労で倒れる前に手を打てるようになります。
会社を辞めたい…と思ったら、悩む前に行動です。
まずは一歩、自分の人生をより良いものに変えるために踏み出すことが大切ですよ。
40代の転職体験事例やノウハウの提供は、セカンドゴングというサイトでたくさん紹介されていますので、ぜひ参考にしてみましょう。