【診断】他人からどう見られているかが分かるテスト【5パターン】
もくじ
自分の長所・短所を知るテスト
[集計方法]
◯ 2点
△ 1点
× 0点
[質問項目]
※CP、NP、A、FC、ACについては後で詳しく解説します
<CP(厳しい私)>
- 間違ったことに対して、間違いだと言う
- 時間を守らないことは嫌だ
- 規則やルールを守る
- 人や自分をとがめる
- ~すべき、~ねばならない と思う
- 決めたことは最後まで守らないと気が済まない
- 借りたお金を期限までに返さないと気になる
- 約束を破ることはない
- 不正なことは妥協しない
- 無責任な人を見ると許せない
<NP(優しい私)>
- 思いやりがある
- 人を褒めるのが上手だ
- 人の話をよく聞いてあげる
- 人の気持ちをよく考える
- ちょっとした贈り物でもしたい方だ
- 人の失敗には寛大である
- 世話好きだ
- 自分から温かく挨拶をする
- 困っている人を見るとなんとかしてあげる
- 子どもや目下の人を可愛がる
<A(冷静な私)>
- なんでも、何が中心問題か考え直す
- 物事を分析して事実に基づいて考える
- 「なぜ」そうなのか理由を検討する
- 情緒的というより理論的である
- 新聞の社会面などに関心がある
- 結末を予測して準備する
- 物事を冷静に判断する
- 分からない時は、分かるまで追求する
- 仕事や生活の予定を記録する
- 他の人ならどうするだろうかと客観視する
<FC(自由な私)>
- してみたいことがいっぱいある
- 気分転換が上手だ
- よく笑う
- 好奇心が強い方だ
- 物事を明るく考える
- 茶目っ気がある
- 新しいことが好きだ
- 将来の夢や楽しいことを空想するのが好きだ
- 趣味が豊かである
- 「すごい」「わあ~」などの感嘆詞を使う
<AC(順応した私)>
- 人の気持ちが気になって合わせてしまう
- 人前に出るより、後ろに引っ込んでしまう
- よく後悔する
- 相手の顔色を伺う
- 不愉快なことがあっても口に出さずに抑えている
- 人によく思われようと振る舞う
- 協調性がある
- 遠慮がちである
- 周囲の人の意見に振り回される
- 自分が悪くもないのに、すぐに謝る
結果の見方を解説
CP、NP、A、FC、ACとは
まず、これらのアルファベットの意味について解説していきます。
人の性格には
<P(親の心)>
幼少期に両親(または養育者)から与えられた考え方や行動や発言を、そのまま取り入れたもの
<A(親の心)>
成長の過程で様々な体験をすることで身につけたもの
<C(子供の心)>
生まれながらにして持っている無邪気な部分
の3つの特徴があり、その強弱のバランスがその人の性格や行動に深く関係しています。
その中でもP(親の心)とC(子供の心)は、さらにそれぞれ2つに分けることができます。
それがCPとNP、FCとACです。
- CP(厳しい私)…厳しい親の態度を真似たところ
- NP(優しい私)…世話好きで寛容な親の態度を真似たところ
- A(冷静な私)…冷静に判断して振る舞うところ
- FC(自由な私)…無邪気な子供のようなところ
- AC(順応した私)…人目を気にして行動するところ
という感じです。
例えば、人と待ち合わせをしていて相手が遅刻した場合。
あなたはすぐにイライラしますか?
それとも気長に待てる方ですか?
「状況と相手によっても変わるので、答えを一つには絞れません!」
と思った方もいるでしょう。
仕事関係なのか、プライベートなのか、で違うという方もいると思います。
このように、人の性格はその時によって変わります。
これを5つの分けたものが今回の心理テストになります。
CP(厳しい私)が10点以上:波平さん
このまま説明を続けていくと専門用語が増えて分かりにくくなるので…
ここからはアニメ「サザエさん」の登場人物を用いて、診断結果の解説を進めていきます。
CP(厳しい私)で10点以上だった人は、
- 正義感が強い
- 責任感がある
- リーダーの素質を備えている
- 理想主義者
- 融通が利かない
- ワンマンタイプ
- 「~しなさい」「~してはいけない」という命令的な態度を取る
という特徴を持っています。
NP(優しい私)が10点以上:フネさん
NP(優しい私)で10点以上だった人は、
- 同情的で優しい
- 助けを求めている人には親身になって相談に乗る
- 世話好きで面倒見がいい
- 「心配いらないよ。私(俺)がいるから」が口癖
- 「よくできたね。立派だよ」が口癖
- 過保護で甘やかしすぎる
という特徴を持っています。
CP(厳しい私)もNP(優しい私)も10点以下:
このタイプはサザエさん家で考えてみると、誰にも該当していません。
が、解説は続けます!
P(親の心)は幼少期に両親(または養育者)から受けたものが影響していることが多い部分です。
なので、その部分が低いということは、
親子のコミュニケーションがうまくいかなかった
⬇︎
親から本来もらうべきだった、しつけや愛情を受け取れなかった
ということが考えられます。
なので大人になってからも閉じこもり気味であったり、あまり社交的でない場合があります。
A(冷静な私)が10点以上:
このタイプもサザエさん家で考えてみると、誰にも該当していません。
A(冷静な私)で10点以上だった人は、
- 客観的で判断力がある
- 技術者や研究者に多い
- 合理的
- 適応力がある
- 打算的で理屈っぽい
- 周囲に冷たい
という特徴を持っています。
P(親の心)が、幼少期に親が振る舞った言動をそのままコピーしていることから
「テープレコーダー」
と例えられるのに対して、
A(冷静な私)は現実を冷静に把握して分析して、問題解決の答えを導き出そうとする
「コンピューター」
に例えられます。
FC(自由な私)かAC(順応した私)が10点以上:カツオくんかワカメちゃん
FC(自由な私)が10点以上の人は、カツオくんタイプです。
- 天真爛漫
- 喜怒哀楽の感情を表に出す
- 好奇心が旺盛
- ストレスを溜め込まない
という特徴を持っています。
AC(順応した私)が10点以上の人は、ワカメちゃんタイプです。
- 協調性がある
- 受動的で、我慢強い
- 気配り上手
- 従順で「いい子」ちゃん
- 気を遣いすぎるのでストレスが溜まりやすい
という特徴を持っています。
FC(自由な私)は生まれながらに持っている本能的な部分
AC(順応した私)は幼少期の周りの影響を受けた部分
に分かれています。
なので、FC(自由な私)の得点が高い人はAC(順応した私)が低い傾向にあります。
その逆も同様です。
さいごに
極端に得点の低いところがあったからといって、「頭が悪い」とか「コミュ障」とか「冷たい人間」ということではありません。
今回に結果を用いて、自分の特徴を知ってください。
得点の高いところを下げようとするのではなく、得点の低かったところを上げようと努力することが大切です。