「人生を変えたいけど、やりたいことが分からない」から脱出する方法
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心理カウンセラー。
社会人学生として大学で4年間心理学と人間科学を学ぶ。
フリーランス として独立後、 インスタグラム(現在フォロワー数39,000人)と有料ブログ(月間訪問者数16,000人)を開設してメンタルケアの方法を発信。
現在までに年間のべ7万人の方々の心の支援を行っている。
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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
「キャリアと出産について悩んでいます。
最近結婚をし、旦那は早い段階で子供を作ることを望んでいます。
でも私は仕事が楽しくて、仕事に対する未練を断ち切れません。
両親には早く孫を見せてあげたい気持ちもありますし、年齢的にもそろそろ出産した方がいいとは思っています。
でもどのように決断したらいいか分かりません。」
「主人と喧嘩をし、離婚したい気持ちが湧いてきます。
子供2人がいるのですぐに行動に移せない自分にも腹が立ち、どうしたらいいか分かりません。
私がいたところでただの家政婦だし、喧嘩をして1週間まともに口も聞かずに私が家にいれば、帰ってきたくないと思います。
もう限界なので現状を変えたいです。」
とお悩みではありませんか?
本記事の内容
- 目標を明確にして、一歩一歩積み重ねていく
- 将来について考えて計画を立てる時にやるべきこと
本記事を読むことで
- 人生が退屈でマンネリ化してしまう理由
- やりたいことを見つけて人生を軌道に乗せる方法
が分かります。
⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪
もくじ
目標を明確にして、一歩一歩積み重ねていく
人生のマンネリ感は誰しもが感じるもの
あなたは、一年前の今日と比べて「成長したな」「変わったな」という実感はありますか?
「何も変わっていません。
毎日同じことの繰り返しで、ずっとこの状態が続くと思うと心配になります。」
そう思って焦りを感じる方もいるでしょう。
人生のマンネリ感が長期的に続くと、毎朝起きるたびに憂うつな気分になって、将来に希望も持てなくなって暗い気持ちになりますよね。
そしてどんどん自分に自信がなくなって、なんのために生きているのか分からなくなることもあります。
「だからこそ今の状態から早く抜け出したいんです!
変わりたいし、もっと成長したいんです…」
これがあなたの素直な心の声なのではないでしょうか。
ちなみに、人生のマンネリ感は誰しもが感じるもので、それ自体は悪いものではありません。
今のあなたはどちらの状態ですか?
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一時的な自己嫌悪からいかに素早く抜け出すか
ただ、今の状態を放置していると以下のような状況に陥っていきます。
- 毎日が退屈でつまらなくなる
- 周りと比較して劣等感を抱く
- 他人に嫉妬ばかりする
- 家族の仲も悪くなっていく
- 自分が嫌いになっていく
毎日がただ過ぎていき、イヤイヤ家事や仕事をする。
友人や同僚、兄弟が明らかに自分より成長していくのに、自分だけ何も変わらない。
「このままじゃまずい…どうにかしなくちゃ…」
と思っても、八方ふさがりで、将来のことを考えれば考えるほど不安になっていきます。
一時的に落ち込む時期があることは問題ありません。
ですが、そこからすぐに抜け出せるのか、抜け出せずに悪い循環にハマるのかで、夫婦関係にも仕事にも自分の人生にも大きな違いが出てきます。
- いつもと同じ行動パターンを繰り返す
- 気心の知れた人と過ごす
というのは快適ですが、ずっとその状態にいると退屈さも感じるようになってきます。
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将来の方向性を描くと人生が軌道に乗ってくる
「自分のやりたいことが分からないけど、自分を成長させるためにどうしたらいいか知りたい」
という場合は、以下の3点を意識して生活するようにすると、軌道に乗って自分らしい人生が歩めるようになります。
その①将来の方向性を明確にする
その②勇気を持って行動に移す
その③続けること
この3点の中でも特に意識していただきたいのが「その①将来の方向性を明確にする」です。
ここからはプレミアム会員の方限定で、ライフマネジメント(人生全体で考える視野)について詳しく解説していきます。
- 現状がどうなのか?
- 将来どうなりたいのか?
に対して、客観的な視野を持つ方法ですね。
その解説を読み進めるにあたって押さえておくべきポイントを、今回は無料でお教えいたします。
それは「具体的で明確なビジョンを描くこと」です。
え、それだけ?と思った方もいるかもしれませんが、人生にマンネリを感じて悪循環から抜け出せずにいる方は、大概これができていません。
焦りがそうさせているのかもしれませんし、「めんどくさい…」と腰が重くなっているのかもしれません。
そういった気持ちから卒業することが、今のあなたの課題です。
あなたの理想の生活を実現するために、どんなスキルや知識が必要なのかを考えていきましょう。
将来について考えて計画を立てる時にやるべきこと
6つの分野で〇を均等に描くことをイメージ
[premium]>> 6つの分野で円を均等に描くことをイメージ
ワークライフバランスという言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、今回はあまりバランスについて考えないようにしてみましょう。
というのも、仕事や趣味、家族、環境などには相乗効果があって、それぞれが影響し合いながら変化していくからです。
将来の方向性を明確にする際には、以下の6つの項目で考えてください。
- その①仕事
(仕事の成果や、自己学習など)
- その②お金
(収入、貯金)
- その③人間関係
(家族、友人、姑との関係)
- その④美しさ
(ダイエット、おしゃれ)
- その⑤趣味
(旅行、スポーツ、ボランティア)
- その⑥家庭環境・職場環境
(住む場所、インテリア、整理整頓)
例えば、上のグラフのような状態は悪い例です。
あなたの現在の生活を振り返ってみて、どうでしょうか?
自分の人生全体を客観的に考える視野が持てるようになると、今の状態が良くなります。(上記の円グラフのような感じです)
そして、自然とあなたにとって良い情報やチャンス、人が寄ってくるようになります。
[/premium]将来像を〇〇〇〇〇化して臨場感を持たせる
[premium]>> 将来像をビジュアル化して臨場感を持たせる
とは言っても、一人で悶々と頭の中で考えていても疲れてしまいます。
なので、将来の方向性を考える時にはビジュアル化するようにしてください。
なぜかというと
①文字より写真の方が多くの情報をゲットできるから
②写真の方が感覚やイメージを掴みやすいから
③直感的に判断しやすくなるから
という効果があるからです。
例えばこんな感じですね。
文字だけよりも、こうやって写真があった方がワクワクしてきませんか?
例えば、露天風呂付き客室に泊まりたいという場合。
どの地域の、どの旅館の、どの温泉がいいかまで明確にできるのが、ビジュアル化の良いところなのです。
作る時もより楽しくできますし、写真を現像し直せば何度でも更新できるので、どんどん良いものに仕上がっていきます。
[/premium]1年を〇〇〇して家族や友人との活動を増やす
[premium]>> 1年を4分割して家族や友人との活動を増やす
ビジュアル化するだけでも効果的なのですが、さらにこれに加えて、今年1年の計画の立て方をお話しします。
多くの方が年始に「今年の抱負」を立てると思います。
モチベーションが高くて素晴らしいことです。
ですが、年始に立てた目標って、年末に振り返ると
「ほとんどできていない」
「忘れていた」
ということも多いのではないでしょうか?
「今年こそ現状を変えて、悪いスパイラルから抜け出すぞ!」
と決めても、気がついたら3月になり、8月になり、10月ごろには「もう今年も終わり!?」とため息をつく…
今年1年は、ただ1年を漠然と過ごすのではなく、4分割して3ヶ月単位で区切りをつけて過ごすようにしてみましょう。
仕事のメリハリもつくようになりますし、そのおかげで家族のために使う時間もたくさん取れるようになります。
[/premium]〇〇ごとに目標を立てると人生に彩りが出る
[premium]>> 季節ごとに目標を立てると人生に彩りが出る
例えば以下のような計画表を作ってみます。
同じように、「7月・8月・9月」の分と「10月・11月・12月」の分も作ります。
1年を4分割するだけで計画が立てやすくなりますよね。
3ヶ月の視野を持つと、1ヶ月単位では見えなかったイベントや季節感も浮かび上がってきます。
「年齢を重ねるごとに1年が早く感じる…」
と思う方もいると思います。
それは刺激に対する感受性が落ちて、刺激のない毎日を過ごすことで1年が短く感じるからなんですね。
そこで1年を4分割にしてメリハリをつけると、その分刺激が増えるので1年が長く感じます。
計画も春夏秋冬のリズムに合わせることで、家族や夫婦単位でのイベントにも彩りが生まれて、話題も増えます。
共通の思い出が増えれば、それだけ家族の絆も深まりますので、メリットだらけです。
[/premium]〇〇ゾーンから抜けると人生の可能性に気づける
[premium]>> 快適ゾーンから抜けると人生の可能性に気づける
今の状態から一気に大きな変化を作ることは難しいですので、毎日少しずつ、今までの行動パターンを変えていきましょう。
その際に変えるべきものは以下のとおりです。
①行動を変える
②内容を変える
③人を変える
①行動を変える
- 週末の過ごし方を変える(例:ショッピング→読書)
- 散歩コースを変える
②内容を変える
- 普段あまり食べないものを食べてみる(例:和食→イタリアン)
- 聴く音楽を変える(例:邦楽→洋楽)
- 朝一番にやる作業を変える
③人を変える
- 年齢層の違う人と話してみる
- 遊ぶ人を変える
- 仕事や家庭以外のコミュニティを持つ(例:習い事の友達)
このくらいの小さな変化でも、抵抗を感じたりすると思います。
でもこれらができるようになると、
- 失敗することにポジティブになれる
- 自分の人生には多くの選択肢や可能性があることに気づける
ようになります。
[/premium]さいごに
[premium]まとめると、
①6つの分野で円を均等に描くことをイメージする
②将来像をビジュアル化して、臨場感を持たせよう
③1年を4分割して、家族や友人との活動を増やす
④季節ごとに目標を立てると人生に彩りが出てくる
⑤快適ゾーンから抜けると人生の可能性に気づける
という感じです。
日常にちょっとした変化を加え続けると、自分にどれだけの可能性があるかを実感できるようになりますよ。
あなたの人生はこれからです。
ぜひ今年1年を通して、自分の人生における選択肢や可能性を広げていってくださいね。
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