人前で上がってしまう人へ。緊張を上手にほぐして落ち着いた会話をする方法


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心理カウンセラー。

社会人学生として大学で4年間心理学を学ぶ。

フリーランスとして独立後、 インスタグラム(現在フォロワー数42,000人)有料ブログ(月間訪問者数 最大16,000人/年間訪問者数89,000人)を開設してメンタルケアの方法を発信。

恋愛や結婚、人生に悩む方々のサポートを行なっている。

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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。

いつもお読みいただきありがとうございます♪


「人前に立つと緊張して顔が真っ赤になり、声も震えてだんだん話せなくなります。

自己紹介をしたり会議で発言をしたりするのが苦手です。

緊張のあまり要領を得ないことを言ってしまいそうで、事前練習をすることもあります。

うまくコミュニケーションが取れなくて後から後悔することも多いです。

どうしたら気負わず話せるようになりますか。」

とお悩みではありませんか?


人前だと緊張してうまく話せなくなったり、人と接するのが苦手という人は結構多いです。


実は私も学生の頃は人前で話すのがすごく苦手で、大勢の前での発表は絶対に無理と諦めていました。


でも、人前であがってしまうことは悪いことではありません。


これは自分が聞き手側に回ったことを考えれば分かることですが、あなたの前で話してる人が緊張していたら…


「なんでそんなに緊張してるの!」と思うより、

「がんばって話してくれてるんだなぁ」

と好意的に受け止める人が大半だと思います。


そこで今回は「人前で上がってしまう人へ。緊張を上手にほぐして落ち着いた会話をする方法」をご紹介します。


本記事の内容

  • あがり症を軽減させるための3ステップ

  • 人前で緊張せずに落ち着いて会話をする方法


⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪

あがり症を軽減させるための3ステップ

ステップ①まずは自覚することが大切

他人の目を気にしすぎるとあがってしまう。


このことは裏を返せば「他人の目を意識しないようにすれば、あがり症は治る」ということです。


「あがると私、どもっちゃう癖があるんですよね」

というふうにあらかじめカミングアウトしておくのもいいかもしれません。


先に自分の弱点を打ち明けておくことで気持ちが楽になって、人と接することへの恐怖心が減るんですね。


目の前の相手の視線が気になってしまう人に共通して言えることは、周りに批判的な人や過干渉の人がいたということです。


「こんなことをして、人からどう見られると思ってるの?!」

「〇〇さんはもっとうまくできてるのに」

などのメッセージを比較的近い関係の人から受け取ってきた経験があるのかもしれません。


そうすると『他人=自分にマイナスの評価を下して傷つける存在』と認識するようになってしまうんですね。


人前であがってしまう原因はここにあるということを自覚することが、まずは大切です。


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ステップ②最後まで話を聞いてくれる人を探す

あがり症の人は過去に「そんな話し方はダメだ」とか「声がおかしい」と批判された経験を持つ人も少なくありません。


これを克服するためには「最後まで話を聞いてくれる人」に自分の話をしてみるということ。


これは身近な友人でもいいですし、たとえばネットの掲示板に悩み相談を書き込んでみるのもいいかもしれません。


あがり症と自覚することも大切なのですが、だからと言って

「自分はダメなやつ」

と考えないようにすることがポイント。


自分に自信を持てればどんな状況においても緊張せずに相手と話せるわけです。


ですが、自信というのは筋肉のようにトレーニングによって「あらかじめつけておくもの」ではなく「その場で感じるもの」なんですね。


落ち着いて人と話をしたいというのであれば、「先に自信や勇気をつける」ことが必要なのではなく、

「その場その場での自分についての感じ方(セルフイメージ)をよくしていく」

ことの方が大切になってきます。


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ステップ③うまくいくという計画を立てる

「うまく話さないと」と考えるより、「失敗しないように気をつけよう」と考える癖をつけてみるといいかもしれません。


世間話をするのが苦手という人は、

「最近何かおもしろい出来事があったかな?」

「〇〇さんとはどんな共通点があるかな?」

と自問自答してみることをおすすめします^^


人前で上がってしまったときは、「すべて丸くおさまるから大丈夫」と言い聞かせながらその場を過ごすことが大切です。


事前に最悪のシナリオ(顔が赤くなったり、声が裏返る)を想定しておけば、

「追い詰められてる…」

という切迫感を抱くことなく平常心で相手と話すことができますよ。

人前で緊張せずに落ち着いて会話をする方法

緊張しやすい人は、人が大勢いる場所や誰かと話をする場面を無意識に避けようとしてしまうことがあります。


そのため、あがり症に対する耐性が作られずにどんどん緊張が強くなっていってしまうんですね。


でも実際に緊張などのストレスは本人の頭の中だけのことである場合が多いわけです。


ここからプレミアム会員の方限定でご紹介する【人前で緊張せずに落ち着いて会話をする方法】を実践して、人前で話すことへの耐性をつけてくださいね^^


〇〇の視点を自分から相手に向ける

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>> 興味の視点を自分から相手に向ける


人と話をするときにおさえておきたいことは、「興味を他人に向けてみる」ということ。


「自分がどう見られるか?」ということを考えすぎないようにすることが大切です。


「この人はどんな性格なんだろう?」

「この人は何が好きで、どんなことに興味があるんだろう?」

と考えながら会話するようにしてみてください。


たとえ自分と共通点がない人や趣味がないという人であっても、誰しも「人に伝えたい話」の1つや2つはあるはず。


それを探り当てるように話をしてみると、自然と緊張がほぐれていくと思います^^


人はみんな自分の話をすることが好きです。


自分よりも相手が話す時間を長くすれば、声がどもったり顔が赤くなることを防ぐこともできるかもしれませんよね。


もし聞かれたくないことを質問されたり大勢の視線が一気に集まったときは、興味の視点を相手に向けるようにしてみてください。

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自分自身に〇〇をつけると楽になる

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>> 自分自身に役割をつけると楽になる


人前で上がってしまう人って、必ずしももともと内向的な人ばかりではありません。


たとえば職場では「看護師」とか「教師」などの肩書があるので自信を持って人と接することができる。


でも一歩外に出て「看護師」とか「教師」という肩書が通用しないコミュニティに行くと、

自分がどのように振る舞ったらいいか分からなくなって自信をなくしてしまう。


そういう人は結構多いんです。


「初対面の人と話すのは苦手だから、聞き役に徹するようにしよう」

「人前で話をしないといけないときは、笑顔で優しい雰囲気で接するようにしよう」

などの役割(キャラクターのようなもの)を決めておくといいかもしれません。


たとえば中にはあがり症だと分かっていながら、あえて積極的に意見を述べることでその場を盛り上げようとする人もいます。


逆に自分は黙って他人に意見を求めるのが得意な人もいるわけです。


どちらの役割が自分に合っているかを考えてみましょう。

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〇と〇〇の両方の感情を感じること

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>> 快と不快の両方の感情を感じること


  • 快の感情=楽しい、嬉しい、幸せ

  • 不快な感情=辛い、怖い、不安、心配


多くの人はポジティブとネガティブの両方の感情を持っていますが、どうしても不快な感情に振り回されてしまう人がたくさんいます。


大切なのは「自分が何を知ってるのかを自覚すること」

「私(俺)は人前に出るとあがって顔が赤くなってしまう。

声が裏返ってしまう。」


このことをしっかりと感じて、悔しさや辛さから逃げずに向き合うことが大切なんですね。


緊張せずにうまく話せたときだけでなく、不安や焦りからうまく会話が成り立たなくて悔しい思いをしたときのことも振り返ってみましょう。


自分の感情をもっと深く見つめ直すことで、自信を築いていくことができます。

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自分が〇〇した事を口に出して話す

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>> 自分が経験した事を口に出して話す


人前で何を話したらいいか分からないという人は、話すないようにばかりとらわれているのかもしれません。


誰かと話そうとするときにはもちろん内容も大切ですが、それ以上に「この人とこの話をしたい」という気持ちも大事なんですね。


それがなければ言葉は自然に出てこないからです。


「この人にこんなことを伝えたいな」

「この人にこの話をしたらどんな反応をするか知りたいな」

という気持ちを抜きに会話をしようとすると、単なる情報交換のための話で終わってしまいます。


すると相手との間に信頼関係が築けないので余計にどう見られているかが気になって、緊張がおさまらなくなってしまいます。


人が「話したい」と感じる理由の大半は気持ちの交流です。


積極的に

  • 「私はこういうことは嫌です」

  • 「こういうことが好きです」

と伝えることで、相手と親しくなりやすくなります。

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話し方よりも〇〇〇のスキルを磨く

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>> 話し方よりも聞き方のスキルを磨く


基本的に話し方のスキルを磨くよりも聞き方のスキルを磨いた方が賢明かもしれません。


聞き上手になるためのコツは以下のとおり。

①自然体で接する

相手と話すとき、「何か気の利いた話をしないと相手に失礼」というわけではありません。


場を盛り上げるような話をしないと相手があなたを嫌いになるということは、ほとんどないと考えていいと思います。


なので、ゆったりとした気持ちで身体の力を抜いて接することが大切です。


②相手の話に関心を向けて聞く

会話がストレスになるのは無意識に身構えてしまっているのが原因。


「次に何を言おう?」

「こんなことを言ったらバカにされるんじゃないか?」

と自分にばかり関心が向いています。


そうではなくて会話は相手への思いやりなので、誰にでも誠実に向き合おうとしてみることが大切ですよ^^

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本日のおすすめの1冊

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「マンガでやさしくわかる敏感すぎるあなたがラクになる方法/根本 裕幸」


今回はマンガで読みやすいものを選んでみました。


もともと共感力が高いせいで緊張や不安を感じやすいという人も中にはいます。


相手の気持ちが分かるからこそ自分のことが後回しになって、「どう見られているのか?」ばかりが気になってしまうのかもしれません。


人と接した後は疲れが溜まってストレスが体調に出やすい…という人にぜひ読んでいただきたい本です^^

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