無駄遣いが治らない人がやるべき対策一覧。節約のコツを学ぼう

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東京都出身の心理カウンセラー
3年間心理学を独学後、社会人学生として大学で4年間心理学と人間科学を学ぶ。
インスタグラムでは37,000人、有料ブログでは月間16,000人の方々の心の支援を行なっている。
「夫婦問題」「子育て支援」「自己成長」を中心に悩みの対処法を発信している。
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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪

「割引や安売りのチラシを見ると、つい無駄遣いしてしまいます。
買うものだけを事前にメモしても、細かいお金がないとどうしても我慢する気持ちが緩んで、使わないものも買ってしまいます。
主婦なのに節約ができなくて困っています…」

「共働き主婦ですが、浪費グセが治りません。
大きな買い物はしませんが、日々の外食やちょっとした化粧品などを買うと、気づいたら手元のお金がない状態です。
どうすれば無駄遣いをなくせるのでしょうか?」
とお悩みではありませんか?
本記事の内容
- 誘惑に負けないメンタルを作れば浪費グセは治る
- 貯金を増やすためにやるべき対策は5つあります
本記事を読むことで
- 無駄遣いがなくならない根本的な原因
- 効率よくお金を使って人生をコントロールするコツ
⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪
もくじ
誘惑に負けないメンタルを作れば浪費グセは治る
崩れたリズムを元に戻すコツを習得すべき


「無駄遣いをしてはいけないと分かってるのに、衝動買いをしてしまってお金が貯まらない」
と悩む方は結構多いです。
お金に関する内容なだけに気軽に相談できることもできず、一人で問題を抱え込んでしまう方もいます。
無駄遣いは目先の誘惑に負けることから起こるもので、長期的に見るとデメリットの多い行動です。
- あなたの人生から貴重な時間を奪う
- 周囲からの信頼を落とす
- 自信を失ってしまう
こともあります。
もちろん仕事や子育てが忙しかったりすると、生活習慣が乱れることは誰にでもあります。
仕事や家族との時間を充実させるために、自分のプラン(無駄遣いせずに節約する)を優先できなくなることも、あります。
そういう時に一度崩れたリズムを元に戻すコツが分かっていると無駄遣いを防ぐことができるんですね。
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目先の目標だけを追ったらリバウンドする

例えば、食べすぎで10キロ太ったとしましょう。
多くの人はここで「10キロ痩せるぞ!」と目標を決めます。

「1ヶ月後にはマイナス3キロ。
3ヶ月後にはマイナス5キロ。
夏前には元の体型に戻そう!」
とダイエットを頑張ります。
でもこのやり方だと、10キロ痩せた時に目標達成による燃え尽き症候群が起きてしまうんですね。
10キロ太る
⬇︎
10キロ痩せたらダイエットへのやる気がなくなる
⬇︎
ダイエットをやめる
⬇︎
リバウンドして10キロ太る
こんな風になってしまっては、せっかく努力して10キロ痩せたことが無駄になってしまいますよね。
今はダイエットの例でしたが、無駄遣いを防ぐ時も基本的に同じです。
細かい出費がかさんで、目標の貯金額よりも10万円少ないとしたら…?
いざ10万円分の貯金が達成できたら、きっとまた昔の浪費グセが顔を出してきますよ。
人の癖ってそう簡単に治りません。
普段からの行動を自然なリズムにして、ほぼ無意識に続けられるようにしなければ、無駄遣いは治らないのです。
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感情のコントロールができれば半分成功

無駄遣いがなくなると以下のような良いことが起こります。
①規則正しい生活リズムを取り戻せる
②ダイエットも成功する確率が上がる
③時間に余裕ができる
④仕事もプライベートも充実する
⑤自信がついて自己肯定感が上がる
細かい出費が積み重なって貯金ができないのだとしたら、目先の誘惑に負けないように自分の感情をコントロールしていく力が必要になります。
その際にポイントとなるのが以下の2点です。
①自制心
②やる気とパワー
これらが揃っていれば過剰なストレスもなくなり、自分の生活をコントロールできるようになるので、自然と無駄遣いが減るのです。
ここからは、具体的にどのような生活をすれば無駄遣いが防げるのか、プレミアム会員の方限定で詳しく解説していきますね。
貯金を増やすためにやるべき対策は5つあります
失敗していいから〇〇〇だけ続けてみる
[premium]
>> 失敗していいから3週間だけ続けてみる
今までの浪費グセを治すには最低でも3ヶ月かかります。
3ヶ月と聞くと苦しい時期がずっと続くかのように感じますよね。
でもゴールまでの道のりの中で、
「今の自分がどこにいるのか?」
が分かっていれば頑張ることができますから、大丈夫ですよ!
3ヶ月の間でも時期によって
- 挫折しやすいポイント
- 起こりやすいメンタル面の変化
が違うので、それぞれの対策を知っておくことが大事です。
明日から始めれば4月には浪費グセが治ります。
さらに貯金額も今より増えて、お金を使うことへの後悔や罪悪感も無くなりますからね。
はじめの1ヶ月が1番辛いです。
割引商品や安売り商品が目に入ると無意識にカゴに入れてしまいます。

「3日間は無駄遣いを我慢できても4日目に誘惑に負けてつい割引商品を買ってしまった…」
なんてことはしょっちゅう起こるものだと思っていてください。
それを踏まえた上で山あり谷ありでOKなので、まずは3週間(明日から始めるなら、1/31まで)とにかく続けてください。

「前もやってみたけど、どうせ続かないから…」

「私って意志が弱いから…」
とすぐに諦める方がいますが、これは完璧主義的な考えで挫折しやすくなるのでオススメしません。
[/premium]誘惑を刺激する〇〇や〇〇を避ける努力
[premium]
>> 誘惑を刺激する場所や時間を避ける努力
誘惑に勝つためには、誘惑と出会わない環境を自分で作る必要があります。
例えば、お腹が空いている時にスーパーに行った場合。

「今日くらいはいいよね」
と甘いものや揚げものを買ってしまいます。
また、特別な予定を間近に控えている時に買い物に行った場合。

「これは来週〇〇する時に必要かもしれないから、一応買っておこう!」
と手が伸びやすいです。
こういった状況を防ぐためには、
- お腹が空いてる時は、スーパーやコンビニに行かない
- 特別な予定が控えてる時は、ショッピングモールに行かない
という対策を打ちましょう。
[/premium]〇〇〇を細かく作ってやる気を強化させる
[premium]
>> ルールを細かく作ってやる気を強化させる
3週間が乗り越えられると、少しお金の使い方に耐性がついてきます。
すると今度はモチベーションに波が出てくるんですね。

「なんでこんな辛い思いをしてまで、我慢してるんだろう?」

「無駄遣いはやめたいけど、そこまでお金に困ってるわけじゃないしな…」
とやる気がなくなって挫折しやすくなります。
これって実は誰にでも起こることで、スタート時から全く同じモチベーションを維持できる人なんていません。
なので、どうやってモチベーションを維持するか?ということに意識を向けると、目先の誘惑に負けずに無駄遣いを抑え続けることができるんですね。
以下のような「ルール」を作った方がやる気が維持できるのでオススメです。
- 細かい出費は1日2000円までにする
- 「ほしい物リスト」を作って、1週間後に判断する
- クレジットカードは家に置いていく
- 財布には1万円以上入れずに出かける
- 1年後に家族で海外旅行を楽しむ
- 毎日寝る前に5分、出費額を確認する
浮いたお金を使うのは〇か〇〇か決める
[premium]
>> 浮いたお金を使うのは今か将来か決める
先ほど挙げた「ルール」の中に、「1年後に家族で海外旅行を楽しむ」というものがあります。
こういうはっきりとした目的を作ることがとても大切です。
というのも「なんとなく無駄遣いをやめたい」と思ってる人が多いからです。
「どうして無駄遣いを減らす必要があるのか?」
をもう一度考えてみましょう。
私は、お金は効果的に使うことを前提に考えることが大切だと思っています。
それを現在使うか、将来使うかの違いがあるだけです。
無駄遣いを減らして貯金に回すのは、あくまでも将来使うためです。
将来使うよりも今使った方が効果が高いと思うのであれば、むしろ使った方が良い場合もあります。
せっせと貯金することも大事ですが、貯金にばかり目が向きすぎて自己投資のチャンスを逃してしまうのも、もったいないですよ。
それでは生涯賃金を下げることにつながりますし、今のうちにしか楽しめない娯楽への投資を失うことにもなりかねません。
[/premium]明確な〇〇や〇〇を持つことがカギ
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>> 明確な理由や目的を持つことがカギ
もし貯金を増やしたいのであれば、貯金額とその金額の必要性をじっくりと考えましょう。
将来のためにお金を貯めるということは、今そのお金を使う機会を逃すということです。
それでもいいのか、バランスを考えてほしいのです。

「通販で衝動買いする手を止めて、浮いたお金で資格の勉強をして手に職をつけようかな?」

「新しい服を買うのをやめて、浮いたお金でエステに行って内面からキレイになった方がいいな〜」
明確な目的やゴールがないまま「無駄遣いをなくそう!」と決めても長続きはしません。
「無駄遣いをやめて貯めたお金をどのように使いたいのか?」
この点をよく考えながら、4月までの3ヶ月間、無駄遣いを減らす生活リズムを整えていきましょう!
[/premium]さいごに
[premium]最後にまとめると
①失敗してもいいから3週間だけやってみる
②誘惑を刺激する場所や時間を避ける努力を
③ルールを作ってモチベーションを維持する
④浮いたお金は今使うのか将来使うのか判断
⑤明確な理由や目的を持てば無駄は減ります
という感じですね。
少額のものだとついつい手が伸びて買ってしまいそうになりますが、その度に

「私は〇〇のためにお金を貯めるんだ!」
ということを思い出して、ちょっとずつ無駄遣いを減らしていきましょう。
無駄遣いをやめたいという意思がある時点で、成功まであと一歩ですよ!
頑張りましょう♪
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