【結論】他人をコントロールしようとする人への対処法【境界線を引く】


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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。

いつもお読みいただきありがとうございます♪


「他人をコントロールしようとする人への対処法を教えてください。

自分が正しいと思っていて、言うことを聞かないととても攻撃的になって怒りで従わせようとする人がいます。

どうやって付き合えばいいのでしょうか?」


「他人をコントロールしようとする人に出会うと、何とかできないものか…と焦りや不安が頭の中を巡ります。

ですがコントロールしてくる相手に対してできることって何もないんです。

なぜならそれは相手の問題だからです。」


⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪

他人をコントロールしようとする人への対処法

グレーの部分もあると考える

実は多くの事柄はグレーゾーンに位置しています。


人間関係はその最たるものです。


「あの人にはこんな面もあるし、あんな面もある」

「こういう時には仲良くできるけど、違う時には気が合わない」

「相手の気分が乗らないこともある」

などなど。


良い悪いは別として、変化しやすくグレーの部分が多いのが人間関係です。


距離感が遠い相手や「どうでもいい」と思っている相手に対しては、割とグレーで接することができるという人は多いようです。


ですが「仲良くしたい」とか思い入れのある相手に対しては、どうしても「この態度は何なの?敵なの味方なの?」と思ってしまいます。


他人をコントロールしようとする人と接する時は、グレーの部分もあると考えるようにしましょう。


例えどんなに親しい間柄で、自分と同じことを考え、同じ気持ちでいると信じて疑わない相手にも、相手の時間が流れていて、相手のペースがあり、相手の世界があります。


相手の反応がイマイチでもすぐに「この人は私(俺)のことが嫌いなんだ」と決めつけずに、

「気分の乗らない日もあるよね」

「何か気分が悪くなることがあったのかな。しばらく様子を見てみよう」

などとグレーの考え方をしてみます。

相手を優先しすぎるとNOと言えなくなる

また、他人にコントロールされてる気がすると思う時は、無意識に自分より相手を優先させてしまっていることがあります。


もちろん相手を優先させることも時には大切です。


ですが自分より相手を優先しすぎると、嫌われることへの恐れが強くなってNOが言えなくなっていきます。


そうすると相手から理不尽なことを頼まれたり粗末に扱われても、「自分が我慢すればいい」と考えてしまうんです。

これが相手の「コントロールするスイッチ」をONにしてしまいます。


我慢することで得られる”安心感”は一時的なものです。


相手の顔色を伺いすぎたり、自分の気持ちを押し殺してしまう人は、相手から粗末に扱われたり失礼な対応をされてもいいと、無意識のうちに思っています。


「相手からの評価=自分の存在価値」になっているんです。


これだと負のスパイラルにハマってしまいます。

もっと自分の気持ちを尊重する

相手から大事にされたかったら、まずはあなた自身の気持ちを大事にしてください。

理不尽な要求にはNOと言って良いです。


これはわがままとは違います。


自分の意見を伝えたりNOと言うことは、「相手との意見の違いを表現すること」です。


決して、相手を否定することでも、相手を受け入れないことでもありません。


自分の気持ちを尊重することで相手と良い境界線を引けるようになります。


あなたがどのような言い方をしても、相手は自分のその時の気分や状況で、見たいものだけを見て、聞きたいことだけしか聞いていません。

相手がどう受け止めるかは相手次第です。


それであなたを否定したりコントロールしようとする相手とは「これ以上仲良くならなくていい」くらいの開き直りも必要です。


たとえ批判されても、必要なければ受け流せば良いです。


相手に伝わる話のまとめ方

人間関係のトラブルの多くはコミュニケーションがうまくいかないことが原因で起こっています。


例えば「やってほしい」と頼んだのにやってくれない。


命令口調で言われる。無理なことばかり言われて困る。などなど。


話し手と聞き手の思いが噛み合っていない時、人間関係はギクシャクしてしまいます。


このミスマッチを防ぐために、ここからは【相手に伝わる話のまとめ方】を会員限定で解説していきます。


気になる人はプレミアム会員になって続きを読んでください^^


▼本記事の内容を音声で聞きたい方は、こちらからどうぞ^^

[premium] 相手に伝わる話のまとめ方(音声配信)

(※何かご不明な点がありましたら、お気軽に【mindow178@gmail.com】までご連絡くださいね!)

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不満の背景には〇〇を求める気持ちがある

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>> 不満の背景には何かを求める気持ちがある


無意識のうちに相手を否定する発言をして、思わぬトラブルを招いてしまった…という経験はありませんか?


例えば仲の良い友達や恋人と喧嘩をした後、「どうしてあんなこと言っちゃったんだろう」と悔やんだり。


「本当は仲良くしたい」と思っているのに相手を傷つけるような言葉を投げつけてしまったりなど。


実は、人は見ず知らずの人と大きなトラブルを起こすことはありません。


逆に仲の良い友達や大切な人であればあるほど、トラブルは大きくなりやすいんです。


これはもっと言うと、トラブルが起こるのはそれだけお互いの間に深い関係がある証でもあります。


安心を求めるほど不安が高まり、完全でありたいと願うほど不完全なところに目がいってしまうというのが人間の心理です。


相手とトラブルになった時、そこには必ず相手への期待があります。


この期待が満たされないことが不満となって相手にぶつけられます。


不満の背景には「何かを求める気持ち」があるんです。


相手を求めるほど「自分を大切にしてほしい」という気持ちが強くなり、理想的な恋人を求めるほど相手のちょっとしたことが許せなくなります。


「もっとうまく付き合いたい」と思いながらも否定的な言葉を言って相手を不快な気持ちにさせないためには、


相手を責めるよりも「大切にしてほしい」という自分の気持ちを素直に表現する方が効果的です。

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〇〇を主語にして表現する

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>> 自分を主語にして表現する


ということで、今回はコミュニケーションをスムーズにしてお互いの理解を深めるための表現方法についてもご紹介していきます。


例えばあなたに中学生の子どもがいるとします。


その子が遊びに出かけたまま帰ってこないとしましょう。


遅くなるとは聞いていたけど夜の10時になっても何の連絡もありません。


「どうしたんだろう?もしかしたら何か事故にあったんじゃないか?」と不安になって、悪いことばかり想像してしまいます。


そこに「ごめん。遅くなっちゃった!」と何事もなかったかのように子どもが帰ってきます。

この時、あなたは子どもにどのような言葉を投げかけますか?


例えば「こんなに遅くまで何やってたの!」と非難する場面を想像してみてください。


実はこの言葉には、「あなた」というフレーズは省略されていますが、相手を無意識に評価判断する意味合いがあります。


人間関係の中では、相手を評価判断する言葉はトラブルを生みやすいと言われています。


これを「Youメッセージ」と言います。

相手を主語にして話すことをYouメッセージと言い、自分を主語にして話すことをIメッセージと言います。


自分を主語にして話す、Iメッセージを意識的に使っていただきたいです。

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相手の〇〇に対して気持ちを伝える

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>> 相手の事実に対して気持ちを伝える


ではIメッセージとは具体的にどんなものかと言いますと…


相手の行動や言動に対して自分の気持ちを伝えることです。


相手を評価するようなことを言わずに、自分の気持ちだけを伝えるのがポイントです。


例えば先ほどの中学生の例で言いますと、「子どもが遅く帰ってきた」ということに対して、「私は心配した」という自分の気持ちを素直に伝えます。

「あなたはこんなに遅くまで何やってたの?」と言うのではなく、「私は心配したよ」という伝え方をします。


このように少し言い方を変えるだけで、相手は「心配させて悪かった」という感情が生まれます。


他の例も出してみます。


例えばプロの歌手が素人の歌手に対して「あなたは歌がうまいですね」と言えば、言われた方は嬉しいですよね。


でもライブに参加したお客さんがプロの歌手に対して「あなたは歌がうまいですね」と言ったら…?


もちろん中には喜んでくれる人もいると思いますが、場合によっては「素人に何が分かるのか」と相手の気分を害することもあります。


そこで「私はあなたの歌にとても感動しました」という言い方をすれば、これは自分の素直な気持ちですので、言われた方は嬉しいはずです。


このように自分を主語にして気持ちを伝えるIメッセージは、相手との上下関係や状況を選ばずに使える表現なんです。

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「〇〇〇〇〇〇」を使う実践トレーニング

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>> 「Iメッセージ」を使う実践トレーニング


このIメッセージの表現を日常生活の中でも意識的に活用してみましょう。


相手に対して自分の希望を伝えたい時や、何かお願いをしたい時にすごく使えます。


以下の図を参考にして、まずは身近な人からIメッセージをどんどん使ってみてください。


これがYouメッセージとIメッセージの違いです。

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〇〇〇〇〇〇で自己表現力を磨く

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>> アサーションで自己表現力を磨く


そしてIメッセージの他にもう1つ知っておいてほしい言葉の使い方があります。


それは「アサーション・トレーニング」というものです。


何か嫌な出来事に対して、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えることをアサーションと言います。


ぜひIメッセージと合わせて使っていただきたい表現法です。


例えばレストランで注文した料理が出てこないとします。


その時、イライラする人も言えば、不満を感じても何も言えずにそんな自分が嫌になってしまう人もいます。

イライラする人はつい感情的になってしまい、不満の矛先を相手に向けてしまいがちです。


例えば「店員の常識がない」とか「能力がない」など、先ほど話したYouメッセージが多くなりがちです。


これに対して「アサーション・トレーニング」では、嫌な出来事に対して、相手の態度や能力ではなく、自分の気持ちに焦点を当てることをポイントにしています。


以下の図を参考にして、自分の気持ちを表現するトレーニングを行ってみましょう。


相手を傷つけることなく、自分の素直な気持ちを伝えるために、


日頃の様々な場面で今回ご紹介したIメッセージやアサーション・トレーニングを用いる機会を作ってみてください。


やっていただいたトレーニングは、ブログに掲載しているメールアドレスまたは公式LINEまでご連絡いただければ、個別添削をいたします^^


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ということで今回は以上となります。


最後までお読みくださりありがとうございました!

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