【1週間実践】不安を感じやすい人が知っておきたい不安との付き合い方
こんにちは、メンタル心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
「不安を抱きやすい体質です。
ちょっとしたことでストレスも溜まりやすくて、正直疲れます。
どういう心情で不安に打ち勝てばいいか教えてください。」
「私は極度のマイナス思考で小さなことでも思いつめてしまいます。
周りに相談しても『考えすぎ』と言われます。
漠然とした不安に駆られていて辛いです。
どうしたら不安を取り除けますか?」
とお悩みではありませんか?
本記事では
- どうしてこんなに不安を感じやすいのか
- 不安を感じる辛さを乗り越えるためにやるべきこと
という内容で解説していきます。
本記事を読むことで
- 不安を感じやすくさせている考え方の癖
- 経験者が語る、不安を取り除くための秘訣
が分かります。
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もくじ
どうしてこんなに不安を感じやすいのか
常に相手から評価されていると考えている
不安を感じやすい性格の人は、常に自分の行動や言動が他人から評価されていると考えていることがあります。
「こんなことを言ったら、能力がないと思われるんじゃないか」
「こんなことをやったら、ロクでもない母親だと思われるのではないか」
などですね。
これらの不安は
- 人から高く評価されたい
- 人から承認されたい
という欲求からくるのですが、その自信が持てないがゆえに生じるものなんですね。
不安を感じやすい人は、たとえ評価される場面でなくても、自分が評価されると無意識に考えてしまう癖があります。
例えば、親戚一同が集まってご飯を食べているとしましょう。
久しぶりに会う親戚たちと談笑して楽しい時間を過ごすのが目的なのに、
自分の能力(子育てや仕事や夫婦関係など)が問われる場
だと受け止めてしまうのです。
そのために気軽に自分の発言ができなくなります。
親戚の集まりだけでなく、仕事の飲み会やママ友との集まりなどでも同じようなことが起きます。
しかし、実際には自分の能力が評価されることを恐れるがゆえに行なっているこれらの行動を、本人が自覚していないというのは良くあることなんですね。
「つまらない人」だと思われることへの恐れ
例えば、
「初対面の人とはフレンドリーに接することができるし、自分の方から積極的に場を盛り上げることも多い。
でも知り合いや友達になると気軽に話せず、自分から距離を置いて接しようとする。」
という人もいるんですね。
実はこういう行動の裏には、
「ある程度自分を知られると、つまらない人間だと思われるんじゃないか?」
という恐れが隠れているんですね。
そのほかにも、
- 会社やママ友同士の集まりに参加するのが苦痛
- 電車や街の中でバッタリ知人に会うことを嫌がる
など、本人は「社交的じゃないだけ」と思っているのですが、実際には評価されることを恐れていることが多いのです。
このような心の底に潜んだ心理に気づかない人は多いので、ここまで読んでビックリされた人もいるでしょう。
不安を感じやすい人は評価されることに敏感です。
自分の過去の失敗や恥ずかしい経験をよく覚えています。
そのため、相手もそのことを覚えているものと思い込んでいるので、その相手と一緒にいると苦痛になってしまうんですね。
でも人はみんな自分のことで忙しくて他人のことなど気にしていないし、覚えていないことの方が多いのです。
会社での人間関係や、ママ友との付き合いで悩んでいる方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね♪
他人から気に入られたい思いが強い
かく言う私も、実は昔は不安を感じやすい性格でした。
当時悩みの渦中にいた時は、まさか自分が相手からの評価を恐れているなんて知りもしませんでした。
しかし現在はほぼ寛解し、カウンセラーとして活動していく中で、
昔の私と同じように「不安を感じやすい」という悩みを抱える人への対策記事を書こうと思いました。
私は1人で電車に乗ってつり革につかまっていた時、不安のあまり過呼吸と貧血を起こして気を失って倒れてしまった経験があります。
(気がついたら駅の救護室にいたので、倒れる直前からの記憶が飛んでいます)
そんな出来事から3年以上経った今でも「すぐに不安に駆られてしまう」と悩んでいた時の気持ちは、ふとよみがえってくることがありますよ。
当時はそれくらい悩み苦しんでいました。
とにかく人から気に入られたいという思いが強く、人に好かれていないと不安になっていました。
誰にでも良い人として接しようとして相手に合わせて自分を変えてばかりいて、八方美人になっていました。
すると、だんだん演技しているという意識が強くなって自分を見失ってしまったんですね。
当時の私のように
「漠然とした不安から解放されたいけど、どうしたらいいか分からない」
と悩んでいる人のために、
「もし今の私が知識そのままで当時にタイムスリップしたら、どのような対策(解決案)を伝えてあげるか?」
という視点で、プレミアム会員の方限定で、不安を感じた時の辛い気持ちを乗り越える方法を紹介していきます。
不安を感じる辛さを乗り越えるためにやるべきこと
不安を感じても〇〇〇〇できる練習をする
[premium]>> 不安を感じても力を発揮できる練習をする
大切なのは、不安を感じないようにすることではありません。
不安であっても本来の力を発揮できるようになることなんですね。
そのためには徹底的な準備と練習が必要になってきます。
あのイチロー選手も
「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」
という名言を残しています。
- 会社でのプレゼン
- 結婚式でのスピーチ
- PTAの集まりで大勢の前で自分の意見を言う
など、不安を感じる場面は身近にたくさんありますよね。
自己価値観を持っている人は、基本的にポジティブで、不安よりもワクワクが大きいです。
他人より劣っていたり失敗しても、自分を全否定するようなことはありません。
自分の存在への価値を疑っていないので、失敗や挫折を、
「次に成功するための教訓を引き出すもの」
として捉えられるんですね。
もちろんそういう人でも傷つくことはありますが、傷つきや悲しみを不必要に広げたり引きずることはないです。
このようなことができるようになると、不安への対応がしやすくなってくるんですね。
▼合わせて読みたい
自分を〇〇の目で見ないようにする
[premium]>> 自分を他者の目で見ないようにする
不安を感じやすい人は自己価値観が揺らぎやすく、「他人からどう見られるか」にこだわってしまう傾向があるんですね。
例えば、会社の会議やPTA役員の集まりの場合。
「何を伝えるか」がキーポイント、1番大切なことですよね。
でも
「うまくできるかな?」
「失敗して変なこと言って恥ずかしい思いをするんじゃないか…」
ということに注意が向いてしまいがちなのです。
他人から見た自分を気にしているので、つい自意識過剰になってしまいます。
例えば、誰かと話をしている時、
「緊張してることが他の人に伝わってしまうんじゃないか…」
と不安になって自分に注意が向くようになると、ちょっとした体調の変化も感じ取ってしまい、余計に緊張や不安が高まってしまうのです。
心と身体と〇〇の3方面から均等に修正する
[premium]>> 心と身体と行動の3方面から均等に修正する
これらのことを踏まえて、不安と上手に付き合っていくためには、
心、身体、行動
この3つを総合的にサポートすることが大事です。
①心のサポート
あなたの考え方の癖や思い込みを修正することが大切になってきます。
例えば
自分が椅子に座った時に隣の人が席をずらすと、
「この人は自分の隣に座るのが嫌なんだ」
と受け止めたり。
話している時に相手が視線をそらしたりため息をつくと、
「自分の話が面白くないからだ」
と受け止めたりする。
このような傾向を正すということですね。
自分の中に確固とした判断基準を持って物事を判断し、「他人は他人。自分は自分。」に徹する姿勢を作ることが重要となります。
②身体のサポート
体調の変化をなるべく最小限に抑えることがポイントです。
風邪を引いている時は気分が落ち込みやすくなり、不安も高まりやすくなります。
そんな時は瞑想や腹式呼吸を行うなどして、不安になった時の身体の状態を安定させる方法を身につけましょう。
③行動面のサポート
自分が取ってしまいがちな回避行動に気づくことです。
回避行動とは例えば、
- イベントや集まりに欠席する
- 発言をしない
- 電車などで知り合いと一緒にならないように時間をずらす
などです。
本人は意識していなくても、日常の中の行動が回避行動になっていることも少なくないんですね。
例えば、会社の会議に少しだけ遅れて出席すると、雑談をしなくてすみます。
講演会などで後ろの端っこの方に座れば、講演者と目があってプレッシャーを感じなくてすみます。
これらの行動はその時には役に立っても、長期的に見ると社会性が欠如していくことになりかねません。
効率の良い〇〇を広げて混乱を減らす
[premium]>> 効率の良い不安を広げて混乱を減らす
もちろん人によって不安が強まる場面は違います。
「不安は嫌な感覚なので完全に100%解放されたい!」
と考える人も多いです。
(過去の私もそう思っていました)
でも過度な不安は目標に向けて行動に起こす時のエネルギーを生み出すもので、必要なものでもあるんですね。
例えば、運転免許の学科試験に全く不安を感じないとしたら、一切勉強することなく試験を受けることになります。
その結果は目に見えていますよね。
教習生は「ノー勉だと落ちるかもしれない」と不安を感じるので何日間も前から勉強をしますよね。
逆に不安が強すぎると落ち着いて勉強ができなくなります。
〇〇〇〇という気持ちは逆に辛さを増す
[premium]>> 逃げたいという気持ちは逆に辛さを増す
このように、不安は本来必要な行動を導くためにあるものなんですね。
なので適度な不安はむしろ積極的に取り入れるべきなんです。
「あー辛い!逃げたい!」
と思っても辛さが増すだけなのです。
逃げたいと思うことは弱気になって気持ちで負けている状態です。
弱気になると自信がなくなるので余計に不安が高まりますし、逃げてばかりいるとその場面に慣れる機会も失ってしまいます。
そのために抵抗力がつかなくなり、対処方法も身につけることができません。
逃げるのではなくぶつかっていくことが重要なんですね。
私もそうやって少しずつ、自分が不安を感じやすい場面での不安軽減の対策をしてきましたよ。
さいごに
[premium]もちろん焦る必要はなく、ご自分の調子の良い時に、あえてぶつかってみるという機会を作ってみてください。
1人で閉鎖的にしていると気持ちは落ち込んでいくばかりですからね。
たとえ心が傷ついても命に別状はありません。
もしどうしても辛い時は私のところへ来ていただければ、サポートもしていけますので、安心して思い切って飛び込んで行きましょう。 [/premium]