怒られることや注意されることに敏感な性格を変えたい。恐怖を克服する方法
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心理カウンセラー。
社会人学生として大学で4年間心理学を学ぶ。
フリーランスとして独立後、 インスタグラム(現在フォロワー数42,000人)と有料ブログ(月間訪問者数 最大16,000人/年間訪問者数89,000人)を開設してメンタルケアの方法を発信。
恋愛や結婚、人生に悩む方々のサポートを行なっている。
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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
「私は敏感な性格でストレスと神経の高ぶりで胃が痛くなって過呼吸になることもあります。
相手の顔色を気にしすぎて苦しんでいます。
自分に厳しくてなんでも完璧にやらなければならない傾向があります。
不安定な情緒に左右されがちで物事に集中できません。
どのようにしてこの不器用な自分を受け止めればいいのでしょうか。」
とお悩みではありませんか?
気にしすぎる性格に悩む人は多いですが、気にしすぎるということはそれだけ周りの変化に瞬時に対応できる能力があるとも言えます。
別の見方をすれば相手の気持ちを察することができる分、共感能力も高いと捉えることもできます。
なので決して悪いことばかりではありません。
ですが、1つ大事なのはストレスの大きさや持続期間が自分の限界を超えないということ。
負荷が大きくなりすぎると敏感な心がさらに傷ついて回復できなくなってしまいます。
そこで今回は「怒られることや注意されることに敏感な性格を変えたい。恐怖を克服する方法」をご紹介します。
本記事の内容
- 敏感な性格を変えるために今やるべきこと
- 傷つきやすい心を癒して生きづらさを解消する方法
⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪
もくじ
敏感な性格を変えるために今やるべきこと
ポイントは、自分がどうとらえるか?
いきなりですが、たとえば職場で仲良くしていた同僚があなたの陰口を叩いていることを知ったとしましょう。
そのせいで人を信用できなくなって、自分に笑顔で話しかけてくる人も
「本当は影で悪口を言ってるんじゃないか?」
と気にするようになってしまった…
今までは「そこそこ良い関係を持てていれば裏切られることはない」と思っていたのに、それが通用しなくなると辛いですよね。
敏感な性格を変えるためにまず押さえておきたいのは、他人を100%コントロールすることはできないということ。
陰口を叩くというのは心身の状態が健康な人が好んですることではありません。
おそらく相手にも何かしらの事情があるのでしょう。
あなたにできることは「自分なりの解釈をしてその中で納得しながら生きる」ということ。
あなたが気持ちよく挨拶したり誠実に接してるのに、相手が裏表のある態度を取ってくるのであればそれは明らかに相手側の問題と言えます。
それを自分のせいではなく相手の問題と割り切ることが大切なんですね。
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「なぜ?」を考えすぎないことが大切
また、信頼していたはずの相手から失敗を指摘されるとショックを受けてなかなか立ち直れなくなりますよね。
そういうときはつい
「なんでこの人はこんなに怒ってるんだろう?」
と考えて、
「自分が何か悪いことをしたのかな?」
と思い込みがち。
でもそこで「なんで?」を考え続けると、どんどんあなたが追い込まれて辛くなります。
事実として起こっていることは、たとえば相手が「良い上司」「良い夫」でいようとしてプレッシャーを抱え込むだけ抱え込んで、ある日突然それが爆発したということ。
本来自分が抱えきれないものを「良い上司」「良い夫」らしく振る舞いたくて抱え込んでしまった。
そしてそれが我慢できなくなって配慮のない言い方をあなたにしてしまった。
そうやって考えてみると、相手も実は気持ちに余裕がなくて心が悲鳴をあげていたということなのかもしれません。
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支えてもらっているという感覚を持とう
敏感な性格で苦しい思いをしているときこそ、「人から支えてもらっている」という感覚を大事にしましょう。
一時的に道を見失っている場合、あなたを支えてくれる人は安全基地を提供してくれるんですね^^
「この人が支えてくれてるから大丈夫」
「こうやって支えてもらえる自分は大丈夫」
という感覚を持つことにもつながります。
ストレスが溜まってきたな~と思ったときは物理的にもいろいろとサポートしてもらう必要があります。
なので相手に事情をよく知っておいてもらうことは、不意打ちを食らわさないためにも重要になってくるわけです。
少し勇気を出して胸の内を相手に話した方が、はるかに事態を前進させられるしサポートも受けやすくなります。
自分の気持ちを素直に話すことで「大変なんだね」と共感してくれる人は案外多いものですよ^^
傷つきやすい心を癒して生きづらさを解消する方法
傷つきやすい心を持っている人は、相手や物事に対して期待が高すぎる傾向にあります。
50点のものを80点と思い込んでしまっているので、現実とのギャップに耐えられなくなったときに心が傷ついてしまうんですね。
ここを治していくことが今のあなたの課題と言えます。
ここからはプレミアム会員の方限定で【傷つきやすい心を癒して生きづらさを解消する方法】をご紹介します。
期待を下げれば生きづらさが解消されるということを頭に入れながら読み進めてみてくださいね^^
相手の〇〇〇でいることを今日でやめる
[premium]>> 相手の被害者でいることを今日でやめる
周りの人のペースに巻き込まれて「ノー」と言えないという人もいるかと思います。
被害者パターンに陥ってしまっているケースですね。
相手とうまくやっていきたいなら、「断らない」「ノーと言わない」方が無難だという考え方は決して間違っていないと思います⭐︎
なぜならそれらの行為は相手とのつながりを分断するというサインだからです。
ですが、だからと言って
「自分がもっと我慢すればいいや」
とがんばりすぎるのも問題です。
たとえば、同僚が仕事を頼んでくるせいで自分の仕事が遅れて溜まってしまうとしましょう。
そうすると
「私は頼まれた仕事は嫌がらずに引き受ける人です」
という印象を相手に与えることになって、あなたが被害者になってしまいます。
このような状況を避けるためには
「大変そうですね。
手伝ってあげたいですけど、こっちも〇〇で忙しいんです。」
と言えばあなたの事情と相手への思いやりの両方が伝わりますよね^^
[/premium]自分の〇〇は自分で決めると心に誓おう
[premium]>> 自分の価値は自分で決めると心に誓おう
自分の価値を他人に決めさせないことが大切です。
怒られたり注意されてばかりいると、本来足りないところなどないのに「足りないところ(できないところ)」ばかりを気にするようになってしまいます。
そうすると相手からの評価を意識するようになり苦しくなるわけです。
これは自分の価値を他人に決めさせる白紙の委任状にサインをしているようなもの。
でも自分がどれほどがんばっているかを本当に知っているのは自分だけなのです^^
どんな環境にいても自分の価値は自分が1番よく知っているという姿勢を身につけることが大事なのかもしれません。
その方が時代の流れに左右されずに充実して生きていくための大きな力になっていくのです。
[/premium]自ら作り出す〇〇〇〇〇〇に気をつける
[premium]>> 自ら作り出すプレッシャーに気をつける
一生懸命に仕事をする人ほどプレッシャーを感じやすいと思います。
自ら、まだ起こっていない失敗についての恐れを生み出してしまっている人もいるようです。
そのストレスは大変なものでしょうし、そのままでは近い将来つぶれてしまうかもしれません。
自分で作り出しているプレッシャーはコントロールできるようになりたいもの⭐︎
具体的には、とにかく目の前の仕事に集中することをおすすめします^^
「もし〇〇できなかったらどうしよう…」
と結果が心配になったり、ほかの仕事のことが気になったりしたら、深呼吸してもう1度目の前の仕事に集中し直しましょう。
そうやってちょっと心に余裕ができると恐怖から開放されて、今までとは違った心の状態になるはずです♪
[/premium]「その程度の〇〇」と決めつけないこと
[premium]>> 「その程度の人間」と決めつけないこと
怒られたことを気にしていると
「自分はがんばらないと認めてもらえない人間なんだ」
と思うようになります。
これはつまり自分で「自分はその程度の人間」と言っているのと同じことなんですね。
たとえば目の前にコーヒーカップがあったとして、
「このコーヒーカップ最悪。
形も悪いし柄もダサくて嫌い!」
と言えば、周りの人も「確かに最悪だね」と思って仮に落として割ってしまっても気にしません。
でも同じコーヒーカップでも
「このコーヒーカップいいでしょ?
色も形も素敵で私大好きなんだよね♡」
と褒めていたら、周りの人も「ほんと素敵ね」と褒めてくれます。
あなたが大切にしているコーヒーカップなのだから、みんなも壊さないように丁寧に扱ってくれるわけです。
あなたが自分を大切にしなければ、人もあなたを大切にしないということなんですね^^
[/premium]〇〇〇自分になることで恐怖を手放そう
[premium]>> 誇れる自分になることで恐怖を手放そう
自分に自信を持つ方法は、まず「誇れる自分」になること。
自信がないから自分の足りないところを一生懸命埋めようとがんばるのですが、がんばっても上には上がいるものなんですよね。
過去の私もそうだったので分かります。
でも自信は足し算じゃ生まれません。
仕事に活かせるような資格もない、人に誇れる長所もない、誰かに自慢できる特技もない。
そんな自分も認めてあげることが自信につながります。
自信があれば軸がブレませんので、仮に相手から怒られたり注意されてもひどく傷つくことはなくなるわけです。
自信は、今この記事を読んでいるあなたそのものを「それでも私はすごいんだ」と思うところから生まれるのかもしれません^^
やや強引に聞こえるかもしれませんが、どんな自分でも「すごい」と思ってみてください♡
[/premium]本日のおすすめの1冊
[premium]「敏感すぎて、「毎日がしんどい」を解決する5つのメンタル術/ゆうき ゆう」
敏感な性格の人は自分の意見がはっきり言えなかったり、大事な場面でノーと言えないことが多くて悔しい思いをすることも多いはずです。
そんなときに自分に自信をつける方法が描かれています。
自己肯定感を高めるような自己啓発本は堅苦しくて読みにくいものも多いですが、この本は漫画なので内容もスーッと頭に入ってきやすいです^^
著者のゆうき ゆうさんは現役の精神科医なので本の内容も信憑性が高く実践しやすいものが多いですよ♪
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