変われない自分にサヨナラ。誰でもできる完璧主義を改善する方法
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心理カウンセラー みほへの
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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
「完璧主義なところがあって、何でもかんでも本気になってしまい疲れることがあります。
どうして人にはできて自分にはできないんだろうと悔しくなります。
こういう性格って、なくすまではいかなくても軽減することはできますか?」
「完璧主義な人ほど、『適当にざっくり』を意識することが大切です。
そしてその隙間にいろいろやっていった方が物事がスムーズに進みます。
まずは『計画通りにいかなくて当たり前』という言葉をしっかりと心に刻み込みましょう!」
本記事の内容
- 完璧主義を改善する方法
- 人生におけるゴール設定の仕方
⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪
もくじ
完璧主義を改善する方法
目標を細かいステップに分ける
完璧主義な人ほど「適当にざっくり」を意識することが大切なのですが、そのためには目標を細かいステップに分けることがポイントです。
こうすることで小さな成功体験が増えて、自信につながるからです。
というのも、完璧主義の人は目標設定やゴールが高すぎることが多いんですね。
そして現状と理想のギャップに落ち込んでしまって最後まで成し遂げることができず、途中で諦めてしまうことがあります。
まずは100%達成できるような小さな目標を決めることが大事です。
例えば…
- 今月中にこの本の第1章を読む
- 週に1回5分の散歩に行く
- 好きなドラマが始まる前までに家事を終わらせる
などなど。
このくらい小さなことから始めましょう。
こういうことを言うと「今月は忙しいから本を読む時間を作れない」と言う方がいます。
ですが、ここが重要なのですが、できなかったことへの粗探しはしないようにしてください。
目を向けるべき点は、
「本を読む時間を作ろうと努力したこと」
「実際に本を読んだこと」
という事実の方です。
できなかったことではなく、少しでもできたことに意識を向けるようにしましょう^^
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細分化しないと心理的負担が増える
例えば、以前相談に来られた方の中で「仕事の提案書の作成がいつも締め切りギリギリになってしまって、イライラする」という悩みを抱えている方がいました。
複雑な業務内容や面倒くさい仕事の場合、やるべきことを小さく分解して見える化することで、毎回考える手間が省けるので心理的負担が減るというメリットがあります^^
例えばこんな風に。
①お客様のニーズを紙に書く
②提案内容を3つ考える
③上司に相談する
④資料の構成を作る
⑤第一部を作る
⑥第二部を作る
⑦第三部を作る
⑧誤字脱字をチェックする
⑨上司のチェックを受ける
このくらい細かく分けることで面倒くささが減って、気持ちが楽になるはずです。
完璧なゴールを設定しないこと
完璧主義な人は、何事も完璧を目指そうとするが故に、つい先延ばしにしてしまう癖があります。
無意識に、頭の中で気が遠くなるような完成イメージとプロセスを想像してしまうのかもしれません。
結果として、「面倒くさい」「気が重い」という感情が湧いてきてやる気をなくしてしまうんです。
人は行動する前に何かしらのゴールを設定してから行動に移し始めるのですが、これを簡単なステップに小分けすると、気持ちの重さが消えます☆
そして完璧主義を改善するための土台として、目先の誘惑に負けず自分の感情をコントロールしていく力が必要になってきます。
心の体力が高まれば、何でもかんでも本気にならず「適当にざっくり」ができるようになります。
心の体力=自制心と考えてください。
自制心を強くするのにおすすめの習慣は、
- 片付け
- 早起き
- 運動
この3つを身につければ自制心が鍛えられ、完璧主義を改善することができます^^
人生におけるゴール設定の仕方
今抱えるモヤモヤを解消するために、1番簡単で重要なことは、自分の先のイメージ(将来のビジョン)を持つことです。
なぜなら、ゴール設定ができていないから、今何をしたらいいのか分からないし、何をしても不安になるんです。
完璧ではなくても明確なゴール設定ができれば、現状とのギャップを見つけ出して、それを埋める方法を考えていくことができます。
その具体的なやり方について、ここからご紹介していきます!
〇〇〇〇重視の目標を立てる
[premium]>> プロセス重視の目標を立てる
ゴール設定のポイントは、直近の目標に加えて、やや遠くの目標を合わせて設定することです。
直近の目標→どうしても結果重視の目標になりがち
これだと燃え尽き症候群になってしまう可能性があるので、注意が必要です。
やや遠くの目標→プロセス重視の目標になりやすい
ゴール設定をする時は、必ず「近く」と「遠く」の両方を組み合わせるようにしてください。
その方が高いモチベーションを維持しやすくなります。
ゴール設定というと堅苦しく聞こえてしまいますが、ポイントとしては、初めから完璧な目標設定を目指そうとしないということです^^
まずは遠く(3年先や5年先)の目標を考えていきましょう!
- 自分は将来どうしたいのか?
- 今と比較してどのような気持ちになりたいのか?
この2つを何度も自問しながら、浮かんだキーワードを文字にしたり絵に描いたりして、じっくり時間をかけて考えていきます。
この作業は1回で終わるのではなく、2回3回と繰り返します。
実際に私も何度もやっています。
[/premium]近くの目標と〇〇のギャップを見つけ出す
[premium]>> 近くの目標と現状のギャップを見つけ出す
遠く(3年先や5年先)の目標が少し見えてきたら、次はその目標を近く(半年先や1年先)の目標に落とし込んでいきます。
この作業も1回で終わらせるのではなく、時間と回数をかけながらジワジワと取り組んでいきます。
- 3年先の目標を達成するためには、半年後にどのような状態になっている必要があるのか?
- そのために今できることはどのようなことか?
このようなことを考えていきます。
先が見えれば見えるほど、今やならなければならないことがだんだん具体的になっていくんですね。
そうするとモヤモヤしている状況が徐々に「モヤっ」くらいになっていきます。
近く(半年先)と遠く(3年先)の目標が漠然とでも決まったら、次は半年先の目標と現状を比較してみましょう。
半年先の目標を達成するために、現状で足りない部分やギャップがたくさん見えてくるはずです。
ギャップが見えてくると落ち込むこともありますが、「そのギャップを埋めるために今何ができるだろう?」という考え方をするように心がけてみてください!
[/premium]毎年〇〇、フィードバックする
[premium]>> 毎年4回、フィードバックする
人生におけるゴール設定をする上で大切なのが、「フィードバック」です。
ただ単に目標を紙に書いてガムシャラに行動するだけでは、達成率が上がらないからです。
実際に立てた計画を実行してみると、20%くらいは自分が思い描いた通りになるけど、残りの80%は状況によって全く異なってきます。
そこで、行動に移しながら行動を修正していくという作業が必要になってきます。
ポイント
「フィードバックする日」をあらかじめ設定しておく☆
例えば、毎年1月1日に目標設定や抱負を立てたなら、それ以降は3ヶ月に1回(1月、4月、7月、10月、12月)に自分の行動を振り返る日を設けます。
このような”自分ルール”を作るようにしましょう。
こうすることで、テンポよく計画や行動を実行できるようになります^^
[/premium]〇〇することで思考がさらに深まる
[premium]>> メモすることで思考がさらに深まる
そしてフィードバックの時にやっていただきたいのが、3ヶ月のうちにやったことを振り返った際に感じたことや考えたことを必ずメモに書き留めておくということです。
理由はシンプルで、人は必ず忘れるからです。
書くことが苦手な人は、キーワードや単語だけでも良いですので、メモしておきましょう。
メモを書いておくことで、その時に考えた思考を思い出すことができるというメリットがあります。
次に考え事をする時はさらに思考が深まって整理されていくんです。
もしこの作業を飛ばしてしまうと、毎回同じところから考え直さなければならなくなって、いつまで経っても変化がなく同じところに留まってしまう可能性が高くなります。
[/premium]〇〇しない=人生の最大のリスク
[premium]>> 何もしない=人生の最大のリスク
なぜ「ゴール設定」についてこんなに長々と書いているかというと、何もしないことが最大のリスクだからです。
世の中では安定志向が強まっていますが、正直私は「それでいいの?」と思います。
「平凡でも安定した人生を送りたい」という気持ちも分かりますが、必ずしも「安定=幸せ」とは限りません。
頭を使って自ら考えて行動を起こさないと、安定はあり得ないからなんですね。
安定は自分の力で構築するものです。
ここだけの話ですが、コントロールできない世の中に頼っても安定は勝ち取れません。
コントロールできないことに関しては、そのことで起こるであろうリスクを事前に予想して、コントロールできる部分で対処できる準備をしておくことが大切なんです。
実際、頭で分かっていても実行するのはなかなか難しいと思います。
ですが、だからと言って何もしないのではなく、自分の力でなんとかすることを考える!
この考え方をぜひみなさんに身につけてほしいです^^
[/premium]本日のおすすめの1冊
[premium]「LIFE SHIFT/アンドリュー スコット」
Amazonでもベストセラーになっている本です。
人生100年時代と言われる今、老後の働き方や生き方について心配の声をあげる人が増えてきています。
年金問題ももちろんのことですが、必ずしもお金だけが資産ではないという事実も知っていただきたいです。
100年の人生を生きる上でこちらの本で重要視されている資産の1つに「活力資産」というものがあります。
これは良好な人間関係のことを言いますが、この考え方について学んでいただいて、頭の整理をしながら今後のゴール設定に役立てて欲しいです。
内容が難しいという方は漫画版もありますので、そちらもおすすめです^^
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