悪口を言われることに敏感なあなたへ。気疲れしないコツを教えます
この記事を書いている人
– Writer –
心理カウンセラー。
社会人学生として大学で4年間心理学を学ぶ。
フリーランスとして独立後、 インスタグラム(現在フォロワー数54,000人)とブログを開設してメンタル術を発信。
キャリア、恋愛、人間関係に悩む方々のサポートを行なっている。
》詳しいプロフィールはこちら
こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
「悪口ばかりの職場で、もう精神的におかしくなりそうです。
上司達の若手への悪口がひどく、若手が次々と辞める職場ということを、入社してから知りました。
世の中どうしてこんなに汚い人間が多いのですか?
我慢するしかないのでしょうか?」
「『相手はどう思ってるのだろうか?』とか『どうすれば角が立たないだろうか?』と相手の顔色をずっと伺うのは疲れますよね。
ですが、相手の感情をコントロールすることはなかなか難しいものです。
気持ちの環境汚染からは自分で身を守ることが大切です。」
本記事の内容
- 人間関係で気疲れしないコツ
- 仕事とプライベートを両立する際の注意点
⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪
もくじ
人間関係で気疲れしないコツ
「頑張るのは当たり前」という考えは捨てる
今この記事を読んでいるあなたは、忙しい日々を送りながらも「私は大丈夫。もっとやれる」と自分を励ましながら前向きにやってきたのだと思います。
でも上司の悪口を耳にするうちに、次第に仕事をスムーズに進められなくなったり、やる気が出ずに疲労感を感じることが増えてきたのですよね。
あなたはとても頑張ってきたんです。
こういうことを言うと「頑張るのって当たり前なんじゃないですか?」と思う人もいると思います。
今までは忙しい日々を次々とこなしていくことで得られる達成感や満足感があなたを支えていたんです。
100%やればいいところを120%、150%と頑張るようになっているのかもしれません。
きちんと休めていますか?
心の疲れって、気づかないことが一番怖いんです。
今まで十分に頑張ってきたわけですから、ちょっとした夏休みをあげてもいいかもしれません。
限界まで我慢して本当に深刻になってしまってからでは大変です。
何よりも大切なのは自分を大事にするということ☆
▼合わせて読みたい
本当はどうしたいのか?を感じてみる
頑張り屋で責任感の強い人ほど、普段から「もっと頑張れ」「もっとやれるはず」と自分にムチを入れています。
この状態は元気な時はいいですが、なかなか長続きしません。
もちろん頑張ることも大事ですが、持続するためにはちょっと一息入れることも忘れてはいけません。
とは言っても一息入れるタイミングを見計らうのはなかなか難しいですよね。
社会人として自立して大人になるほど、どういうわけか頭で考えてしまうことが増えるからです。
大人になると「自分はどうしたいのか?」「何が好きなのか?」と自分の気持ちを感じるよりも、「どうすべきなのか?」「何が正しいのか?」を考えるようになります。
頭では分かっていても気持ちがついてこない
なので心が「やってみたいな」と感じても、頭が”正しさ”を優先してNOを出すことは多々あります。
そうやって、頭で考えてることと自分の気持ちの間にズレが生じると、心が疲れてきてSOSサインを出すようになるんです。
▼合わせて読みたい
ダメ出しはほどほどにする
上司が若手への悪口を言っているのを聞いて、「自分はまだまだ…ダメだ」と一人大反省会を開いて、落ち込んでしまうこともあると思います。
実はこのように自分にダメ出しをしたり、一人反省会を開いて自分を責めてしまう人はたくさんいるんです。
自分に厳しくすることが大切な時もありますが、やりすぎには注意しましょう。
例えばお酒を飲むにしても、適量なら楽しい気分になったりお喋りも弾んだりしてストレスから解放されますよね。
「自分に厳しく」が必要な時もありますが、”すぎる”としんどくなりますから、”ほどほど”を目指しましょうね。
仕事とプライベートを両立する際の注意点
仕事に費やす時間は1日の大部分を占めていて、あなたの心にいろいろな影響を与えています。
なので仕事と心の状態を照らし合わせながら、自分の生き方を定期的に見つめ直すことが大切です。
ここからご紹介する「仕事とプライベートを両立する際の注意点」を読んで、忙しすぎる日々にピリオドを打つ”気付き”を得てくださいね。
今の仕事をする〇〇を考えてみる
[premium]>> 今の仕事をする目的を考えてみる
あなたは何の目的のために今の仕事をしていますか?
この答えは人それぞれだと思います。
自分を改めて見つめ直す機会だと思って、じっくり考えてみてください。
「私って何のために、この仕事をしているんだろう?」
メールカウンセリングを行っていても、同じような質問をすることがあります。
するとこんな答えが返ってきます。
ちょっとだけご紹介していきます。
- 誰かの役に立ちたいから
- 仕事を通して人に認められたいから
- 親の期待に応えたいから
- 本当はやりたくないけど生活のため
- 必要とされるのが嬉しいから
- 社会人としてやらなければいけないと思ってるから
- 仕事をしていると、生きていると感じられるから
- 趣味や日常を楽しむためのお金を手に入れる手段
この中にあなたの気持ちに近い答えは見つかりましたか?
よく考えるといろんな答えが出てくるかもしれません。
ゲーム感覚で軽く考えてみると、答えが浮かびやすくなると思います。
[/premium]感情は、〇〇〇〇た方がスッキリする
[premium]>> 感情は、感じ切った方がスッキリする
”スローライフ”という言葉を耳にすることもあると思いますが、それでもやはり職場ではスピードが重視されますよね。
そのペースについていけるうちはいいですが、ちょっとタイミングがズレ出すと、歯車が狂ったように心身のバランスが崩れていきます。
いつも何かに追われているような焦りが出てきたりするんです。
「人」というよりも「機械」のように働かされていると感じることもあると思います。
そして自分の意見が通らないことが増えるほど、「やらされてる感」を強く受けるようになり、ストレスの大元になります。
自分の価値が分からなくなる
実際にメールカウンセリングをしていると「この仕事、私じゃなくてもいいんじゃないかな?」という気持ちに駆られる人が多いように思います。
寂しさや居場所のなさ、無価値感がたくさん出てきます。
とは言っても仕事は待ってくれませんので、その気持ちを心の中に抱きつつ毎日を過ごしてくことになりますよね。
実は感情というのはそれを感じ切った方がスッキリするという特徴があります。
[/premium]正しいことではなく、〇〇なことをする
[premium]>> 正しいことではなく、好きなことをする
心と体はつながっているので、抑圧された感情はやがて体の不調として外に出てくることもあります。
例えば生理不順や偏頭痛、肩こりなどに悪影響を及ぼす場合もあります。
それだけでなく対人関係や男女関係にも影響します。
イライラしている時は恋人に優しくしようなどとはなかなか思えませんよね。
ストレスを解消することは、仕事とプライベートを両立する上でとても大切になってきます。
ストレスが溜まっている時は、とにかく好きなことをしましょう。
ショッピング、友達と長電話、スポーツ、デート、お酒、入浴などなど。
どういう時にリラックスしたり、「楽しいな」と感じますか?
例えばショッピングでストレスが発散されるのは、自分の「欲しい」という気持ちが満たされるからです。
趣味なども「好き」「楽しい」という気持ちが満たされますよね。
そのポジティブな感情はストレス解消にとても役立つんです。
[/premium]居心地が悪いと感じる本当の原因
[premium]>> 居心地が悪いと感じる本当の原因
そして、職場の居心地が悪いと感じる本当の原因は、言いたいけど言えない気持ちをたくさん隠し持っているからなんです。
その「気持ち」とは突き詰めていくと…
- 分かってほしい
- 助けてほしい
- 許してほしい
- 愛してほしい
この4つのどれかが言えないとイライラが募って、攻撃的な気持ちになります。
それが悪口につながって居心地の悪い空間を作り出しています。
若手の悪口を言う上司は、違う見方をすれば、「素直になれない不器用な人」と考えることもできます。
このことが分かるだけでも、心に少し余裕ができませんか?
[/premium]〇〇を目的としたチームという意識を持つ
[premium]>> 仕事を目的としたチームという意識を持つ
特に数字や結果を重視される職場では、ある面では個人主義になりやすくお互いにほとんど干渉し合わない人間関係になることもあると思います。
ですがプロジェクトチームを作って仕事を進めることもあるはずですので、適度な距離感を保ちながらも密なコミュニケーションをする必要も出てきますよね。
共通の目的とは何か?
会議も開かられると思いますが、その時に大事なのは「仕事を目的としたチーム」だということを意識しながら意見を聞いて話をするということです。
チームの中で誰か一人、味方になってくれそうな人を探してみることをおすすめします。
誰か一人でも仲間がいるという感覚は、仕事を進めていく上での励みになりますからね^^
[/premium]本日のおすすめの1冊
[premium]「心から望む人生を手に入れる時間術 〈書き込み式〉本当に大切なことを大切にする80の質問/長谷川エレナ朋美」
時間が足りなくて「やらなきゃいけないこと」だけで1日が終わってしまう…という人に読んでいただきたい本です。
著者の長谷川さんは女性起業家で仕事とプライベートの両立を上手になさっています。
中には80の質問があってワーク形式で進めていきます。
時間術の本って男性の著者が多いイメージなのですが、こちらの本は女性目線で書かれているので親近感が湧きやすいのではないかなと思います。
おすすめの1冊です☆
[/premium]