プレッシャーに強くなるストレス耐性の鍛え方【物事の見方を変える】
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心理カウンセラー みほへの
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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
「会社の仕事のプレッシャーにやられそうです。
これが3年くらい続いていて、その都度なんとか乗り越えてきました。
ですがもう限界のような気がしてて、このままいくと精神が崩壊しそうです。
客観的なご意見をいただけるとありがたいです。」
「人の期待に応えたいと思ったり、ちゃんとしなきゃと完璧にやろうとすると、必要以上にプレッシャーを感じてしまいます。
『こうするしかない』という選択肢の少なさが、不安やプレッシャーに変わります。
『うまくいかなくても大丈夫』というポジティブな言葉が効果的かもしれません。」
本記事の内容
- プレッシャーに強くなるストレス耐性の鍛え方
- 物事の見方を変えて精神的に強くなる方法
⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪
もくじ
プレッシャーに強くなるストレス耐性の鍛え方
完璧主義に陥っていることに気づく
プレッシャーを感じて消耗してしまったり、不安で動けなくなってしまう人は、完璧主義に陥っているケースが多いです。
常に自分の現状に甘えず、妥協をせず、より高みを目指していくのはとても大切なことです。
そんな姿に「プロ意識の高さ」や「かっこよさ」を感じる人も少なくないと思います。
ですが、完璧を目指すあまりいつまでも仕事に手がつけられなくなったり。
あるいは完璧を目指すあまりいつも他人の評価ばかり気にしてしまったり。
このようなことになると、本来目指すべき姿とはかけ離れてしまいます。
完璧主義になるあまり、本質的でない細部にこだわると、チームワークが乱れて仕事がうまく進まなくなることもあります。
- 「細かいところが気になってしまう」
- 「常に緊張や不安や焦りがある」
- 「きちんとできない自分が許せない」
というタイプの人こそ、ちゃんとやらなければというプレッシャーから、色々なストレスを抱えがちです。
その結果、うつ病やパニック障害などを引き起こすこともあります。
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適当な手抜きをする勇気を持つ
プレッシャーを感じやすい人は「いい加減」や「手抜き」が苦手な人が多いです。
特に相手ありきの仕事をしている場合、「いい加減にやります」とか「手を抜きます」とは言えませんよね。
物事に真剣に取り組みたいと思っている人は実際に多いです。
真剣に取り組むからこそ、達成感や充実感につながるということも事実です。
「適当に手を抜いて」と言われても、そのやり方が分からなくて困っているという人も少なくありません。
きっと「適当」というのがどのくらいなのか?が分からないのだと思います。
プレッシャーに強い人と弱い人の差は「意志の強さ」とか「人間としての質が違う」と思われがちですが、ポイントはそこではありません。
「このままでは持たない」と思う時こそ、今の生き方を変えるべき時です。
プレッシャーに潰されず、手抜きをするのでもなく、いい加減にやるのでもなく。
達成感と充実感を持ちながら自分を高めていく☆
そんな生き方を目指してほしいと思っています^^
「無謀な計画」は立てないこと
完璧主義に陥ると、何かうまくいかないことがあった時に「だから自分はダメなんだ」と自分を責めたり、プレッシャーから無謀な計画を立てたりすることがあります。
自分をギリギリまで追い込む生き方は、寿命にも関わるほど自分を消耗させてしまいます。
車に例えると、メンテナンスをせずに故障だらけの状態で高速道路を走るようなものです。
大切に手入れをして、かつ適切な扱い方をしなければ最大の力は発揮してくれません。
これと同じように、人間の心も大切に手入れをして、かつ適切な扱い方をしなければ最大の力は発揮してくれないんです。
物事の見方を変えて精神的に強くなる方法
「できていない部分」ばかりに焦点を当てるのではなく、「とりあえずここまではできた」と、「できた部分」に焦点を当てることが大切です。
このちょっとした違いで精神状態は全く変わってきます。
ここからご紹介する、物事の見方の変え方を学んで、精神的に強くなる方法を身につけてください^^
「〇〇時代にできたこと」を求めない
[premium]>> 「子供時代にできたこと」を求めない
完璧主義に陥ってプレッシャーにやられそうになっている人に多いのが、「子供時代にできたこと」を求めてしまうという点です。
どういうことかと言うと、子供の頃は「テストが100点」「成績が1番」など、結果が目に見えてわかるものが存在しますよね。
ですが大人になるにつれて、物事はシンプルではなくなっていきます。
ある人から見た「1番」が、別の人から見るとそうではないということもあるわけです。
自分がいくら努力しても、周りの環境によってそれが成果につながらないこともあると思います。
単に自分が努力して勉強すれば100点が取れた子供時代とは、状況が変わってきているということなんです。
子供時代よりも物事が複雑になった今、「常に1番」を目指していると、それは「いつまでも達成できない目標」になってしまいます。
そうすると完璧にできない自分に常に自己不全感を抱えてしまうことになるんです。
このような精神状態が続くと、空回りして心が消耗します。
そもそも「完璧」を目指すのが不可能な環境において、それを実現しようとすると、過労や絶望に直面して、心の病になります。
[/premium]どんな時に〇〇〇〇〇かを観察する
[premium]>> どんな時にうまくいくかを観察する
大人になるということは、人生における複雑な要素を受け入れていくということなんですね。
自分なりのルールを作っていくことが必要になるんです。
もっと言うと、自分なりの「勝ちパターン」を知っておくことが大事になってきます。
20年・30年生きていると、仕事、人間関係、健康などで「こういう時は自分は調子がいい」「こういう時は失敗する」ということが、知らず知らず分かってくるのではないでしょうか?
例えば人によっては、たくさんの人に会っている時は調子がいいけど、引きこもると調子が悪くなるということもあるかもしれません。
このような自分のパターンを知っておくことは、とても大事なことです。
[/premium]2つの〇〇が一致することは、まずない
[premium]>> 2つの物事が一致することは、まずない
プレッシャーにやられている時というのは、自分の理想になかなか追いつけなくて、そんな自分にイライラや焦りが募っている状態です。
ですが、「自分の理想」というのは自分が勝手に決めた都合なんです。
「人は一人では生きていけない」という言葉がありますが、「何かをとことん頑張る」というのは、もっと言えば「相手の事情」も考慮しなければならないということなんですね。
それは時間的制約だったり、体力的限界であったり、他の仕事との兼ね合いであったりします。
「あなたの事情」と「相手の事情」が100%一致することは、まずありません。
[/premium]〇〇の状態から物事を始める癖をつける
[premium]>> 限界の状態から物事を始める癖をつける
理想に追いつこうと頑張っているのであれば、追いつけない自分の現状こそが、おそらく今のあなたの限界なのだと思います。
そんな自分をダメだと責めてイライラや焦りを募らせると、本来やるべきことにエネルギーを注げなくなってしまいます。
高い目標を持って努力する姿も素晴らしいですが、実現が難しいほどの「自分の理想」を掲げて、それに手が届かないことに嘆いて自分を責めてしまうくらいなら…
「今はここまでが限界。次はこの部分を改善してもう一歩前進してみよう」
と考えられれば、その方が間違いなく自分の理想に近づけるんです。
[/premium]できない自分を〇〇〇しないこと
[premium]>> できない自分を深追いしないこと
そして、大切なので繰り返しますが、できない自分を責めたり深追いしないようにしてください。
過去のことについて、「あの時こうしておけば」とか「どうしてできなかったんだろう」と悔やんでしまい、なかなか気持ちを切り替えられない人が多いです。
「できない自分」を悔やむ気持ちは当然のことですし、落ち込むこともあると思います。
ですが、過ぎたことをいつまでも考えていても時間の無駄になってしまいます。
過去に失敗しただけでも嫌な思い出なのに、そこで自分を責めることによってさらにネガティブな体験を繰り返しているからなんです。
過去のことを思い出すたびに、自分をいじめて凹んでしまっていませんか?
そういう時は、一つ一つの考えを深追いしないことが大切です。
例えば、足の小指をドアの角にぶつけると、しばらくかなり痛いですよね。
そんな時は痛みが去るのをジッと待つはずです。
それは、そうするしかないと知っているからですよね。
「こんなところにぶつけるなんて、なんて馬鹿な足なの!」と、その足をさらにどこかにぶつけるようなことはしないはずです。
少し変な話に聞こえるかもしれませんが、自分を責めるというのは、これと同じことなんです。
深追いすると、かえって気が散ってしまって良い改善策が浮かばなくなってしまいます。
なので、過去のことについていつまでも自分を責めたりしないようにしましょう!
[/premium]本日のおすすめの1冊
[premium]「精神科医が教える ストレスフリー超大全/樺沢 紫苑」
Amazonでベストセラーになっている本です。
プレッシャーに強くなるためには、ストレスを溜め込みすぎないことが大切です。
真面目な人ほどストレスを上手にリリースできずに、うつになりやすいと言われています。
この本の中にも書いてあるのですが、大事なのはストレスを感じないようにすることではなく、次の日にストレスを持ち越さないことなんです。
精神科医である樺沢さんならではのノウハウが載っているので、ぜひ読んでみてください^^
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