敏感で察する能力の高い性格と、どう付き合うか?【我慢は良くない】


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心理カウンセラー。

社会人学生として大学で4年間心理学を学ぶ。

フリーランスとして独立後、 インスタグラム(現在フォロワー数54,000人)ブログを開設してメンタル術を発信。

キャリア、恋愛、人間関係に悩む方々のサポートを行なっている。

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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。

いつもお読みいただきありがとうございます♪


「気を遣いすぎる性格を直したいです。

友達と接している時や出会った時、何かと気配りして察しすぎて疲れてしまったり、不安になってしまう自分が嫌です…

自分のプラスにもならないし、本当にどうにかしたいと思っています。」


「相手の気持ちを先読みして考えてしまう癖があるのかもしれません。

ですが、我慢は良くありません。

まずは『私は人一倍、人の気持ちを察する能力があるんだ』という自覚をしっかりと持つことから始めましょう。」


本記事の内容

  • 敏感で察する能力の高い性格との付き合い方

  • 穏やかに生きるための「自分の価値」の見つけ方


⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪

敏感で察する能力の高い性格との付き合い方

「自分が我慢すれば良い」は幻想です

敏感で察する能力の高い人の中には、「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と考えている人もいます。

  • 周りの雰囲気が良くなること

  • 相手に不快感を与えないこと

このようなことを優先させたい平和主義な人によく見られる傾向です。


トラブルになるくらいなら自分が我慢する方がいいと思ってしまうのです。


実はこれは子どもの頃から癖のようになってしまっている人も少なくありません。

敏感で察する能力が高い人ほど、その場の空気を読んで行動することにエネルギーを使ってしまいます。


ですがこれは「犠牲」と言って、自分の心を抑え込んでしまう行為なのです。


自分と相手は「同じ」ではない

また、人は無意識に「相手も自分と同じ」と思い込んでいることがあります。


「私が相手の気持ちを察するように、相手もきっと私の気持ちを察してくれてるだろう」と思ってしまっているのです。


このような思いが、「犠牲」をし続けることで、

「私はあなたの気持ちをこれだけ察してるんだから、あなたも私の気持ちを察してよ」

という「期待」に変わります。


すると相手が自分の気持ちを察してくれない時、「私のこと嫌いなのかな?」「怒ってる?」と判断してしまい、どんどん悩みを増やしてしまうのです。


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「全然、大丈夫じゃない」と言う

敏感で察する能力が高い人は、相手の気持ちをその本人以上に分かってしまうことがあります。


これは「相手は大変なんだから少しでも力になってあげたい」という愛情から行動できる素晴らしい長所だと思います。


ですが、無意識に

  • 「私は大丈夫!」

  • 「自分は平気だよ!」

  • 「全然疲れてないから!」

と考えていませんか?


自分より他人を優先してしまうと、自分のことを大切にできなくなってしまいます。


なのでそういう人にこそ呟いてほしい言葉があります。


それが…「私は全然大丈夫じゃない」という言葉。


意外と言いにくかったり、心がズキンとする人も多いです。


あなたも一度、小さくてもいいので声に出して呟いてみてください。


これが気持ちが楽になるファーストステップです^^


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他人軸ではなく自分軸で生きる

「自分」ではなく「自分以外」を優先して、行動を決めてしまうことはありませんか?


それは他人軸で生きている証拠です…

「自分より他人のことを優先して何が悪いの?」と思うかもしれませんが、問題はその時の自分の気持ちを無視して抑え込んでいることの方なのです。


敏感で察する能力が高い人は、つい周りの人から受ける情報量も多くなってしまいます。


そのため、周りの言動や感情に振り回されやすくなり、自分を見失う人も珍しくありません。


そのような時に大切なのは「自分軸で生きる」ということです。


自分軸を作る方法については、こちらの小冊子にて解説しています。


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穏やかに生きるための「自分の価値」の見つけ方

もちろんあなたも初めは自分軸で行動していたと思うのです。


でも自分の行動が相手にうまく伝わらなかったり、誤解されたり、報われないことが続くと、虚しさや寂しさや不満が心を占めるようになります。


すると「分かってほしい」という気持ちが湧いてきて、自分軸がブレやすくなってしまうのです。

もっと悪化すると、相手のちょっとした言動から「これって嫌われたんじゃないか」と不安が煽られるようになり、ますます他人軸になっていきます。


そんな他人軸から抜け出して穏やかに生きるためのテクニックを、ここからご紹介していきます。


〇〇〇〇のことの中に魅力が隠れている

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>> 当たり前のことの中に魅力が隠れている


他人軸になってしまう背景には、自分のことを粗末に扱ってしまう心理が隠れていることが多いです。


これを「無価値感」と呼びます。


「自分には価値なんてないんじゃないか?」という思いのことです。


無価値感が強く、さらに察する能力が高いタイプの人は、自分のことは放っておいて相手の気持ちばかりを優先させるようになります。

当たり前のことですが、価値のない人は誰もいません。


でもその価値は自分にとっては「できて当然」のことばかり。


  • もともと優しい人は、普通に振る舞っていても、優しい。

  • 相手の気持ちを考えられる人は、それがサラリと自然にできてしまう。

相手の気持ちを考えられる人は、それがサラリと自然にできてしまう。


だから自分ではそれが特別なものには思えません。


まずはその価値を自分で認識する必要があるのです。


「自分の価値は自分からすれば当たり前」


この法則はぜひ覚えておいてほしいなと思います♪

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自分の価値を知る実践ワーク

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>> 自分の価値を知る実践ワーク


①あなたの周りの人はどんな魅力や長所を持っている人が多いですか?

②あなたはどのような人に憧れたり尊敬しますか?

この先の文章を読む前に、ぜひこの答えを考えてみてください。


もしあなたの周りの人たちに対して「明るくて前向きで、人の気持ちを考えられる優しい人が多いな」と思ったのであれば、


あなたの中に明るさや前向きさ、人の気持ちを考えられる優しさがあるという証拠なのです。


あなたの中にそれがあるから、彼らにその魅力を見ることができるのです。

このワークをやることで「そっか。これが私の魅力なんだ」という風に受け取ってもらえたら幸いです。


また、「憧れの人」とは「未来のあなた」という見方もできます。


このようにして自分の価値を知っていくと、「無価値感」から解放されて自分が価値のある人間なんだと気づけるようになります。


そうすると自分軸がしっかりしてきて、必要以上に相手に気遣いしすぎることがなくなるのです。

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上級者編:自分の〇〇に責任を持つ

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>> 上級者編:自分の感情に責任を持つ


ここはちょっと上級者編のお話です。


人間関係をスムーズに進めていくために効果的な考え方の1つに、「自分の感情に責任を持つ」というものがあります。


例えば、せっかく相手の気持ちを汲み取って行動してるのに、そのことに相手は全然気づかなくて、悲しくなったりイライラしたとします。


もちろんそういう気持ちになることは全然悪いことではなくて、むしろ自然なこと。


ですがその時に

「そんな態度を取るなんて、私のことどうでもいいんだ」

「やっぱり私がやったって無駄なんだ。私なんて…」

などと相手を責めたり落ち込んだりするのは、相手との関係を悪化させたり、自己否定を強める原因になります。


同じ状況になっても悲しくならない人もいるだろうし、イライラするどころか穏やかにいられる人もいるかもしれません。


相手の態度によって自分の気持ちが振り回されたとしても、嫌な気分になったのは自分自身であって、相手のせいではないのです。


ここがなかなか理解するのが難しいところで、私自身も理解してからできるようになるまでかなり時間がかかりました。

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自分の〇〇は自分にしか処理できないと知る

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>> 自分の感情は自分にしか処理できないと知る


もちろん、これは「あなたが悪い」「間違ってる」と言いたいわけではありません。


どんな感情であれ、自分の感情は自分にしか処理できないということをぜひ知っていただきたいのです。


とは言っても心に余裕がなくなると、つい「こんな辛い気持ちになるなんて責任取ってよ!」と相手にその感情をぶつけてしまいがちではありませんか?


でもこれこそが「他人軸」の生き方なのです。

相手があなたの気分を良くしてくれるかどうかは自分にはコントロールできないこと…


自分の気持ちを一番理解できるのは自分だけ

それだったら自分の気持ちをちゃんと自分が大切に扱ってあげることが、「自分軸」で生きる秘訣になります^^


だからこそ「自分の感情とどう付き合うか?」という方法を知っておくことがとても役に立ちます。

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ノートに書き出して気持ちを〇〇させる

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>> ノートに書き出して気持ちを解放させる


ノートを1冊用意して、そこに「イライラ」「理不尽さ」「悲しみ」「罪悪感」など、自分が感じている感情をひたすら書き連ねていくのもおすすめ☆


感情は、押し殺したり抑え込むよりも、思いっきり感じた方が浄化されやすいという特徴があります。


イライラしてしまったものは仕方がない。

落ち込んだり罪悪感を感じてしまったのなら、それはそれでオッケーなのです。


ここまで読んだあなたは「分かってはいるけど難しいよ…」と感じられるかもしれません。


そういう意味も込めて「上級者編」とお断りしたのですが、この意識を持つだけでも精神的に強くなって心が穏やかになると思いますよ^^☆

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本日のおすすめの1冊

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「自分を不幸にしない13の習慣/小川忠洋」


この本に書いてある、心の設計図を作るという考え方が面白いなと思いました。


脳科学に関する内容もたくさん書いてあるので「意識」と「潜在意識」について知りたいという人におすすめです。


また、図がたくさん載っていて読みやすいです☆


著者がコピーライターの方なので、自己啓発本というよりかは「目標達成」とか「仕事術」よりの内容です。

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