【女性必見】人生を豊かにする人間関係の作り方【断る勇気を持つ】
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心理カウンセラー。
社会人学生として大学で4年間心理学を学ぶ。
フリーランスとして独立後、 インスタグラム(現在フォロワー数54,000人)と有料ブログ(年間訪問者数89,000人)を開設してメンタルケアの方法を発信。
恋愛や結婚、人生に悩む方々のサポートを行なっている。
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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。
いつもお読みいただきありがとうございます♪
「今の職場を辞めたいなと考えています。
勤務してもうすぐ2年半になりますが、人間関係が嫌になりました。
『みんな私の悪口を言っている』と思い込み、気分が憂鬱になります。
転職しようか考えていますが、自分で決められない弱さも嫌です。
いつもウジウジしてて情けないです。」
「人間関係が嫌になってしまう理由は、他人からしたくないことを強制されるからです。
人間関係でいつも我慢してしまう人も、『あの人のせいだ!』と怒る人も、他人の言動に左右されています。
相手が変わることを無意識に期待していませんか?」
本記事の内容
- 人生を豊かにする人間関係の作り方
- 「いい人」をやめて断る勇気を持つ方法
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もくじ
人生を豊かにする人間関係の作り方
「なぜ嫌われるのか」を考えてみる
人間関係が嫌になってしまう人は、「NO」と言えずに我慢していることが多いです。
ですが実際は「NO」と言っても言わなくても、嫌われる時は嫌われます。
どうしても生理的に受けつけないとか、あるいは嫌いとまではいかなくても自分とは合わないということで見下したりする人たちが必ず出てきます。
「NO」と主張しつつも人に嫌われるリスクを減らしたいのであれば、「なぜ嫌われるのか」をとことん考えてみる必要があります。
例えば、あなたが特定の人に嫌われているのか、それとも大勢の人から嫌われているのか。
これを考えてみます。
そして明らかにどう考えても高確率で会う人みんなから嫌われていたり、
仕事の人間関係や恋愛、家族関係がうまくいかないのであれば、
何かあなたに改善すべき根本的な要因があるのかもしれません。
人が人を嫌うのは以下の5つのうちどれかの原因が絡み合っています。
①相手が自分の期待に応えてくれないこと
②相手が自分に危害を加える恐れがあること
③相手に対する嫉妬
④相手に対する軽蔑
⑤相手に対する無関心
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相性の問題か自分に非があるか見極める
メールカウンセリングをしていると、たまに「会う人会う人みんなから嫌われている」という人に出会うことがあります。
これは「④相手に対する軽蔑」の要因が大きいのかもしれません。
無意識のうちに相手を不快な気持ちにさせる態度を取っている可能性があるということなのです。
例えば、相手と話す時の顔つきや話し方、動作や身振り、身だしなみなどですね。
ですので、「みんなが私の悪口を言ってる」という思い込みが強くなった時は以下のようなチェックポイントをぜひ見直してみてください。
- 身だしなみが汚くないか
- 髪型が乱れていないか
- 話し方にどことなく相手をバカにした雰囲気や言い回しがないか
- 相手に対して生意気な態度を取っていないか
だいたい、10人と会った時に2人くらいに嫌われたとしたら、それは相性の問題と割り切ることができます。
それが5人とか7人になりますと、自分に非があると考えた方が良いです。
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一生付き合える親友を持つこと
人生を豊かにする人間関係を作るためには、一生付き合える親友を持つことが一番大切です。
とは言っても学生時代ならともかく、社会に出たり自分の家庭を持つようになると、昔の友人とは疎遠になりがちですよね。
ですが、例えば華があるだけで部屋が明るくなるように、親友がいるだけで人生が豊かなものに変わります^^
親友とは、まるで家族のように時には失礼なことを言って相手の間違っているところを直してあげられることです。
本音で何でも言い合えるかどうかというのは、相手をどれだけ信頼できているか?自分がどれだけ信頼されているのか?のバロメーターになります。
「いい人」をやめて断る勇気を持つ方法
大切な人に囲まれて豊かな生活を送るためには、まずあなたが「いい人」をやめる必要があります。
そして嫌なことがあった時に断る勇気を持つことが大事です。
その詳しいやり方についてここから解説していきます☆
〇〇すべき問題かどうかを判断する
[premium]>> 解決すべき問題かどうかを判断する
そもそもあなたの悪口を言ってくる相手との問題は、解決すべきものなのでしょうか?
「嫌われている自分」と「嫌っている相手」。
この関係性を客観視することは、おそらく誰でもできることです。
まず大事なことは、あなたが第三者になったつもりで、
①「嫌われている自分」は相手からどのように見えているのか
②「嫌っている相手」はどんな人で、自分との共通点や違う点はどこか
③「嫌われている自分」と「嫌っている相手」との関係性はどんな風で、相手はあなたの何を批判することでストレス発散しようとしているのか
この3点を考えてみることです。
そしてこの3点を振り返ってみたあと、真っ先にやるべきことは、「この問題って時間と労力を費やしてまで解決すべき問題なのかな?」ということを判断することです。
[/premium]断ることは〇〇〇〇ということ
[premium]>> 断ることは割り切るということ
例えば、個人的な話で恐縮ですが、私のインスタグラムに寄せられるコメントやDMがその典型例です。
すべての批判や注意についていちいち相手に対応したり、逆に私が相手の意に沿うように振る舞っていたら、いくら時間があっても足りません。
ネガティブな批判をしてくる人はスルーする、という程度でいいのです。
別に解決しなくてもいい問題だったら、嫌われたまま放っておけばいいのです。
大事なことは、全ての問題を解決する必要はないという割り切り。
「嫌われることはあるという割り切り」
この考えを頭の片隅に入れておくのが大切なんじゃないかなと思います。
[/premium]あくまで〇〇な人間関係が前提
[premium]>> あくまで対等な人間関係が前提
断る勇気を持つことの大前提は、相手との対等な人間関係を築くことです。
例えば意外かもしれませんが、「上司と部下」「親と子ども」「夫と妻」という関係の中では、本来上下関係があってはいけません。
ですが、断るということを考えるとどうしても「自己主張する側」が上から目線で、「自己主張される側」が下になってしまうことがあります。
相手との関係を健全に保つためには「対等な人間関係」が前提なのです。
なかなか1度で理解するのは難しいかもしれませんが、
- 相手の上に立たない
- 相手より下手に出ない
というような「対等な関係性」を身につけることが、人生を豊かにする人間関係を作る上で大切になってきます。
断ることは悪いことではありません。
あなたが言葉を使って言わなければ、絶対に相手は分かりません。
[/premium]直せる所は直して、後は〇〇〇おく
[premium]>> 直せる所は直して、後は放っておく
そして、基本的には「相手を理解する努力をした上で、あなたに直せるところがあったら直し、それ以降は放っておく」ことをおすすめします。
というのも下手に相手に真っ向から反撃したりすると、かえって相手にストレスが溜まってますますあなたへの「嫌い」が強くなってしまうからです。
とは言っても職場の場合、嫌でも顔を合わせて会話しなければならない場面もありますよね。
その場合は
「徹底的に相手があなたに対して2度と攻撃してこなくなるまで(悪口を言ってこなくなるまで)、相手に納得してもらう。
状況によっては、同じ空間から退場してもらう。」
このくらいの覚悟がない限り、逆に言えば相手と直接戦おうとしてはいけないのです。
私も過去に一般企業で働いてた頃、対立があったり足を引っ張られたりしたことがありました。
その時に一番いい方法は、自分の業績をしっかりと積み上げることで、その足の引っ張り合いには参加しないことです。
[/premium]相手が〇〇〇まで時間と距離をおく
[premium]>> 相手が飽きるまで時間と距離をおく
さらに少し踏み込んで、あなたを嫌っている相手の立場を考えてみましょう。
いくら相手があなたの悪口を言ってきても、あなたがどこ吹く風で対応しなかったら、どうなると思いますか?
実はこの場合、時間があなたの味方になるんです。
というのも、人は何かを繰り返す際に「飽きる」からです。
例えば嫌がらせをされてもあなたが何も反応しなければ、相手のそういう行為が半年以上続くことはありません。
長くてだいたい3ヶ月、通常はせいぜい数週間程度です。
相手は見返りがないことは続けたくありませんので、あなたも相手に見返りを与えないようにしましょう。
悪口を言われたら無闇に反応せず、時間と距離を置いて、相手が飽きるまで待つ。
これが今のあなたができる一番の対策なのではないでしょうか?
大切なので繰り返しますが、人は何かを繰り返す時に必ず「飽きます」。
相手が飽きるまで時間と距離をおくことを意識してみてください。
[/premium]本日のおすすめの1冊
[premium]「「断れなくて損している」を簡単になくせる本/大嶋信頼」
過去に何度か大嶋さんの本をご紹介しているのですが、初心者の人でも読みやすいので、今回もまたご紹介させていただきました。
自分の気持ちと向き合いながら読み進めていくと、自分の心の中にある「罪悪感」とか「無価値感」に気付けるようになります。
「ずっと特定の人のことが頭に残って考えてしまう。」
「自分が悪かったんじゃないかと思ってしまう。」
こんな不安が頭の中をグルグルしている人にぜひ読んでいただきたい1冊です。
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