言いたいことが素直に言えれば相手から好かれる。自己主張の仕方とは


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こんばんは、心理カウンセラーのみほ(@mindow.jp)です。

いつもお読みいただきありがとうございます♪


「自己主張がうまくできずに悩んでいます。

『他人から嫌われたくない』という気持ちが強く、八方美人になったり、他人の目を過剰に気にしたりする部分があります。

その結果、他人に舐められやすい人間になっていると思います。

どうしたら自信を持って自己主張できる人間になれるのでしょうか?」


「コミュニケーションを取る時に『相手が自分のことをどう思っているか』を意識しすぎると、緊張してしまう…という人は多いです。

克服するためにはトレーニングを重ねるしか方法はありません。

ですが難しいことではないので安心してください。

原因を把握して段階を踏んでトレーニングすれば問題は改善します^^」


本記事の内容

  • 自己主張の仕方

  • 簡単に人から好かれるコツを教えます


⬇︎もくじ[開く]を押すと、好きなところから読み始められます♪

自己主張の仕方

大事なのは「話したい」という気持ち

誰かと話そうとする時は、もちろん話す内容も必要ですが、それ以上に「この人と話したい」という気持ちが大切です。


それがなければ言葉は自然と出てこないからです。


人は、

「この人にこのことを伝えたい」

「この人にこの話をしたらどう反応するか知りたい」

「この人にぜひこのことを知ってほしい」

「この人と親密になりたい」

という気持ちを抜きにして話をしようとすると、心のこもっていない、単なる情報交換の話になってしまうんですね。


「この人から嫌われたくない」と思った時、「何だか分からないけど話さないと…」という囚われの中にいると、話が続かず本当に話したいことが分からなくなってしまいます。


まずは、

  • 目の前の相手とどのような関係になりたいのか?

  • どんな話をしたいのか?

  • 自分のどういった気持ちを伝えたいのか?

ということを確かめるところから始めましょう。


▼合わせて読みたい

情報交換だけだと気持ちの交流ができない

人が「話したい」理由の半分以上は気持ちの交流です。


もし自分の気持ちが分からなくなっているとしたら、そもそも何も話せませんし、差し障りのない情報交換だけで話が終わってしまいます。


情報交換だけだと自分の気持ちが相手に伝わらないので、満足できないことも多いはずです。


あなたはその落とし穴にハマっていませんか?


本当に言いたいことが素直に言える人、自己主張ができる人というのは、自分の気持ちをよく分かっている人です。

「目の前の人と仲良くなりたい」

「そんな自分の気持ちを分かってもらいたい」

と思っているなら、自分のありのままの気持ちが伝わるような話し方をする必要があります。


ここで言う、ありのままの気持ちというのは「嬉しい」「楽しい」などのポジティブなことだけでなく、「嫌なこと」「苦手なこと」などのネガティブなことも含まれます。


相手と親しくなるためにはマイナスなことは伝えない方が良いと思われがちですが、実は逆なんです。


関係性を深めるためにはお互いに相手の嫌がることをしないようにする配慮が必要です。


なので、自分が嫌なことは相手に伝えた方が良いのです。


人間はポジティブな感情もネガティブな感情も両方持っているのがごく自然なことですので、ありのままの気持ちを相手に伝えることは決して悪いことではありません^^

感情を整理してみる

自己主張が上手な人は、感情の整理が上手です。


というのも、本当の感情をきちんと整理して処理する前に蓋をする癖がついてしまうと、溜め込んだ感情が後で一気に爆発してしまうことがあるからです。


それだけでなく周りの人に迷惑をかけたり、自分が一人で抱えきれなくなった途端にうつ状態になってしまったりと、その代償は計り知れません…。

「辛い」「嫌だ」「逃げたい」「疲れた」「しんどい」「悲しい」


このような感情をたくさん吐き出しましょう。


そうすれば過剰に他人の目を気にしたりせず、自分軸を持ったままゆっくりと物事が良い方向に進んでいって、自然と自分のありのままの気持ちを伝えられる心の余裕が生まれてきます^^

簡単に人から好かれるコツを教えます

相手から嫌われたくない気持ちは分かりますが、何かを恐れて行動する限り、その場その場を楽しむことはできません。


大切なのは「自分が相手にどう映るか」ではなく「自分がその場をどれだけ楽しめるか」なんです。


人から好かれる人は、他人の顔色を伺うより、自分から進んで楽しもうとします。


そんな人間に生まれ変わる方法をここからご紹介していきます^^


八方美人を止めるには〇〇〇〇が大事

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>> 八方美人を止めるには開き直りが大事


人から好かれるためには、誰にでもいい顔をするのをやめましょう。


いい顔をすれば人間関係がスムーズに行くとは限らないからです。


どんなに神経をすり減らして接しても、嫌う人は気分次第で勝手に嫌います。


私は以前働いていた職場で合わない人がいた時、「私のことを嫌うのはあなたの自由。」と開き直りました。


あなたも周りの人に対して「私のことを嫌いでも構わない」と思ってみると、きっと気が楽になると思います。


このようにして心の中にある恐れを少しずつ手放していくと、八方美人の仮面を捨てることができて、ありのままのあなたでいられるようになります。


その上で、ネガティブな感情(例えば「私はこういうことが嫌い/苦手」)を相手に伝えてみましょう。

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自分の〇〇〇をしっかり掴む

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>> 自分の気持ちをしっかり掴む


この時に注意していただきたいのが、「気持ちを伝えること」と「感情をぶつけること」は違うということです。


例えば、相手が大事な会議に5分遅れてきたとします。


何の連絡もなく平気で約束の時間に遅れてきた相手に対して、あなただったら最初に何と言うでしょうか?


ストレートにイライラをぶつける代わりに、自分の気持ちをきちんと伝えてみましょう。

待たされている間、自分はどのような気持ちでいたのか。


それを感情的にならずに相手に伝える練習をしてみます。


例えばこんな風に。

「途中で事故にでもあったんじゃないかと思って心配になりました。」

「私あまり待たされるの好きじゃなくて。

遅れそうな時は事前に連絡していただけますか?

そうすればいつまで待てばいいか分かって予定を調整しやすいので、助かります。」

どちらの言い方もあなたの素直な気持ちであり、相手にとっても受け止めやすい表現です。

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根本の問題は「〇〇〇」にあります

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>> 根本の問題は「劣等感」にあります


とは言っても、初めから完璧を目指す必要はありません。


「私は口下手だから」と思っている人は、実はたくさんいます。


たまたまコミュ力の高い人に出会えば、その時は羨ましく感じるかもしれません。


ですが、あなたの根本の問題は「自己主張ができない」ことではなく、「自己主張ができないことにコンプレックスや劣等感を感じている」ことにあるんです。


劣等感は抱き続けても意味がありません。


なぜならあなたの良さが隠れて引っ込み思案になってしまうからです。


自己主張がうまくできず人付き合いに苦手なイメージを持っている時は、「自分の良さを…」と言われても、そんなことを考える余裕がないと思います。


ですが、劣等感を取り除くとあなたの心に隙間が生まれるんですね。

その劣等感を取り除く唯一の方法は「自分を誰とも比べない」ということです。


誰かと比べると「自分はあの人に比べて、ここが劣っている」と感じますが、比べなければ”ただ一人の自分”でしかありません。


つい人と比べてしまうことがあっても、その都度「誰とも比べる必要はない」と自分に言い聞かせて、”ただ一人の自分”に意識を戻すようにしましょう。


あなたの人生の主役はあなたです^^


あなたが自分らしく伸び伸びと生き始めると、幸せを感じられるようになって、自然と人から好かれる人間になっていきます♡

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”完璧”ではなく、〇〇〇”を目指す

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>> ”完璧”ではなく、”精一杯”を目指す


「他人に嫌われたくない」「もっと自己主張がうまくなりたい」と悩んでいる時こそ、「完璧」ではなく「精いっぱい」を目指すようにしてみてください。


ここで言う「精いっぱい」というのは、今のあなたにできることに手を抜かないということです。


過去の私も同じように人間関係で悩んでいました。

「私は根がネガティブだから、好かれてる人や人気者を見ると『頑張らなくちゃ』と思うけど、その人みたいにできないことに自己嫌悪を感じる…。

こんな嫌な気分になる完璧主義から抜け出したい!もっと自分の身の丈に合う目標を立てよう。」

このような考え方に変えたんです。

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〇〇〇に合った目標を作る

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>> 身の丈に合った目標を作る


それまでは背伸びして何事にも高い目標を作って、結局そのハードルを超えられずにモンモンとしていました。


それを全部、身の丈に合った目標に変えたんです。


誰かと比べていつも満点を目指して空回りしていた当時の私は、

「日常のちょっとしたことに手を抜かないで、小さな成功体験を積み重ねていくことが人生の正解☆」

と思えるようになりました。


あなたにとって1番大事なことは、八方美人でいようとすることよりも、ありのままの自分でいることです^^


八方美人の仮面はあなたの本来の魅力を覆い隠してしまいます…。


「あなたって正直な人だよね」という印象を持たれたら、それこそが「好かれる人」なんです。


そのような状態になるためにも、まずは「完璧」ではなく「精いっぱい」(=今のあなたにできることに手を抜かない)ことを意識してみてください!

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本日のおすすめの1冊

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「気持ちを「言葉にできる」魔法のノート/梅田 悟司」


自己主張がうまくできるようになるためには、まず自分の気持ちを把握する必要があります。


そのためには自分の気持ちと向き合うという作業が大事です。


こちらの本には書き込み式のフォーマットがついていて、それに沿って自分の気持ちを表現する練習ができます。


「私はどうしてこの時、こう思ったんだろう?」と自問することを繰り返すことで、自分の気持ちや考えを深掘りできます。


自分の気持ちを伝えるのが苦手と感じている方にぜひ使っていただきたい1冊です。

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